diff --git a/027.md b/027.md index 9dfdeb4..fe29b5d 100644 --- a/027.md +++ b/027.md @@ -66,7 +66,7 @@ -「明るくて元気な、いい娘こだと思う」 +「明るくて元気な、いい娘(こ)だと思う」 @@ -280,7 +280,7 @@ 「白い子が、クリーロ、黒い子が、センツァ。奥にいる灰色の赤ちゃんが、メーチェよ」 -「翼クリーロに、影センツァに、剣メーチェ、ね」 +「翼(クリーロ)に、影(センツァ)に、剣(メーチェ)、ね」 diff --git a/028.md b/028.md index 05ab5c2..8b7e9c8 100644 --- a/028.md +++ b/028.md @@ -246,7 +246,7 @@ - 我が国の蕎麦の歴史は長い。十四世紀頃に伝播でんぱしたと言われている。 + 我が国の蕎麦の歴史は長い。十四世紀頃に伝播(でんぱし)たと言われている。  小麦と大麦の間に育てられることから、農民の間で瞬く間に広がっていったらしい。 @@ -306,13 +306,13 @@ -「基本的には、馬の背中に跨がるのと同じよ。鞍を装着して、頭絡とうらくを付けて、手綱で操るの」 +「基本的には、馬の背中に跨がるのと同じよ。鞍を装着して、頭絡(とうらく)を付けて、手綱で操るの」  アニャは手慣れた様子で、大角山羊に装着していく。 - そして、鐙あぶみを踏んで騎乗して見せた。 + そして、鐙(あぶみ)を踏んで騎乗して見せた。 diff --git a/030.md b/030.md index dc6c12e..86d9338 100644 --- a/030.md +++ b/030.md @@ -58,7 +58,7 @@  岩はごつごつしているうえに、ところどころナイフのように鋭く尖っていた。もしもセンツァの背中から落下したら、大怪我を負うどころか生きているかでさえ怪しい。 - アニャは岩場の頂いただきにたどり着いたようで、ぶんぶんと手を振っている。 + アニャは岩場の頂(いただき)にたどり着いたようで、ぶんぶんと手を振っている。  かすかに、声が聞こえた。「イヴァンも、早く登りなさいよ!」と。