diff --git a/102.md b/102.md index efab97a..cf7e17d 100644 --- a/102.md +++ b/102.md @@ -1,4 +1,4 @@ -102 森の奥へ +102 森の奥へ 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -127,11 +127,11 @@ -「まぁ、器用貧乏が嫌なら対象を絞るか、他人ひと以上に努力するしか無いよな、お互い」 +「まぁ、器用貧乏が嫌なら対象を絞るか、{他人}(ひと)以上に努力するしか無いよな、お互い」 -「他人ひと以上に努力って……今でもあたしたち、かなりの時間を訓練に充ててるよね?」 +「{他人}(ひと)以上に努力って……今でもあたしたち、かなりの時間を訓練に充ててるよね?」 @@ -509,11 +509,11 @@ - 通常の『火矢ファイア・アロー』ではほとんど効果が得られなかったのだが、オークの頭を吹き飛ばすレベルの『火矢ファイア・アロー』であれば、バインド・バイパーの頭もまたあっさりと貫通した。 + 通常の『{火矢}(ファイア・アロー)』ではほとんど効果が得られなかったのだが、オークの頭を吹き飛ばすレベルの『{火矢}(ファイア・アロー)』であれば、バインド・バイパーの頭もまたあっさりと貫通した。 - ただ問題点として、バインド・バイパーが居るのが基本的に木の枝の上であるため、『火矢ファイア・アロー』を使うと頭と一緒に枝まで吹き飛ばしてしまい、少々周りに対する被害が大きいのだ。 + ただ問題点として、バインド・バイパーが居るのが基本的に木の枝の上であるため、『{火矢}(ファイア・アロー)』を使うと頭と一緒に枝まで吹き飛ばしてしまい、少々周りに対する被害が大きいのだ。 @@ -529,4 +529,4 @@ - う~む、大丈夫だろうか……? \ No newline at end of file + う~む、大丈夫だろうか……? diff --git a/104.md b/104.md index f6097af..24ae0fa 100644 --- a/104.md +++ b/104.md @@ -1,4 +1,4 @@ -104 また面倒くさいのが +104 また面倒くさいのが 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -253,7 +253,7 @@ -「今のところ、僕たちは後塵を拝しているかもしれません。ですが、将来的には確実に・・・、あなたたちを引き離します。そう、圧倒的に・・・・、ね」 +「今のところ、僕たちは後塵を拝しているかもしれません。ですが、将来的には{確実に}(・・・)、あなたたちを引き離します。そう、{圧倒的に}(・・・・)、ね」 @@ -261,7 +261,7 @@ -「僕はこれから人の上に立つ人間なのです。あなたたちは今、僕たちの前を歩いているでしょう。ですが、僕たちの一歩はあなたたちより広く、追い抜けることはすでに確定的・・・なのです」 +「僕はこれから人の上に立つ人間なのです。あなたたちは今、僕たちの前を歩いているでしょう。ですが、僕たちの一歩はあなたたちより広く、追い抜けることはすでに{確定的}(・・・)なのです」 @@ -481,7 +481,7 @@ - 恐らく異世界に来て、強そうなスキルを手に入れたことで箍たがが外れたのだろう。実はそんな良いスキルじゃない事なんて、そろそろ気付いても良さそうなものだが……ま、ある意味、俺たちにとっては都合が良いが。 + 恐らく異世界に来て、強そうなスキルを手に入れたことで{箍}(たが)が外れたのだろう。実はそんな良いスキルじゃない事なんて、そろそろ気付いても良さそうなものだが……ま、ある意味、俺たちにとっては都合が良いが。 @@ -647,7 +647,7 @@ -「それは俺らも同じだろ。上手く町の外で攫さらっちまえば……」 +「それは俺らも同じだろ。上手く町の外で{攫}(さら)っちまえば……」 「勝てますか? 僕たち3人で?」 @@ -883,4 +883,4 @@ - 3人は顔を見合わせて、嫌らしい笑みを浮かべた。 \ No newline at end of file + 3人は顔を見合わせて、嫌らしい笑みを浮かべた。 diff --git a/105.md b/105.md index e0fe2db..61060a3 100644 --- a/105.md +++ b/105.md @@ -1,4 +1,4 @@ -105 研究室を整えよう +105 研究室を整えよう 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -17,7 +17,7 @@ - 解せぬ……事は無い。文字通り、俺も含めての全会一致・・・・だったので。 + 解せぬ……事は無い。文字通り、俺も含めての{全会一致}(・・・・)だったので。 @@ -39,7 +39,7 @@ - ブイヨンやコンソメを作り上げ、魚を干して出汁だしを取れるようにし、毎日美味い料理を食べさせてもらっている。 + ブイヨンやコンソメを作り上げ、魚を干して{出汁}(だし)を取れるようにし、毎日美味い料理を食べさせてもらっている。 @@ -167,7 +167,7 @@ -「ちょっと手抜きではあるけど、薪まきの節約にもなるし、悪くないんじゃないかな?」 +「ちょっと手抜きではあるけど、{薪}(まき)の節約にもなるし、悪くないんじゃないかな?」 @@ -227,7 +227,7 @@ - ボトルにでも詰めて、一度ハルカに冷やしてもらってから保存庫に入れる方法もあるが、冷却機能が無い以上、取り出す度に温ぬるくなっていくわけで、その度にハルカに手間を掛けることになる。 + ボトルにでも詰めて、一度ハルカに冷やしてもらってから保存庫に入れる方法もあるが、冷却機能が無い以上、取り出す度に{温}(ぬる)くなっていくわけで、その度にハルカに手間を掛けることになる。 @@ -257,7 +257,7 @@ - 『浄化ピュリフィケイト』のおかげで必要性は無いだけに、宿屋ではお湯で身体を拭くことすらせずに節約していたのだ。 + 『{浄化}(ピュリフィケイト)』のおかげで必要性は無いだけに、宿屋ではお湯で身体を拭くことすらせずに節約していたのだ。 @@ -381,7 +381,7 @@ 「どこを当たるかだが、ここは順当に、樽の職人か?」 -「ナオたちって、大きい桶おけを持ってたよね? あれを買ったところは?」 +「ナオたちって、大きい{桶}(おけ)を持ってたよね? あれを買ったところは?」 「あぁ、そういえば、干し肉を作るときに買ったのがあったな」 @@ -391,7 +391,7 @@ -「でもさ、桶に拘こだわる必要ってあるの? 普通に四角い浴槽を作ってもらえば良くない?」 +「でもさ、桶に{拘}(こだわ)る必要ってあるの? 普通に四角い浴槽を作ってもらえば良くない?」 @@ -463,7 +463,7 @@ - 今のところ、土魔法のレベル2の魔法はあまり必要性が無いので、俺はレベル2の魔法を練習するよりも、ダイス作り、延ひいてはブロック作りの方に力を入れていた。 + 今のところ、土魔法のレベル2の魔法はあまり必要性が無いので、俺はレベル2の魔法を練習するよりも、ダイス作り、{延}(ひ)いてはブロック作りの方に力を入れていた。 @@ -511,7 +511,7 @@ - 香りの良さはもちろんあるのだろうが、オーク材が水に強いのであれば、日本でも樫かしで作った風呂があっても良さそうである。だが、そんな話は聞いたことが無い。 + 香りの良さはもちろんあるのだろうが、オーク材が水に強いのであれば、日本でも{樫}(かし)で作った風呂があっても良さそうである。だが、そんな話は聞いたことが無い。 @@ -531,4 +531,4 @@ - ダメで元々。良い言葉である。 \ No newline at end of file + ダメで元々。良い言葉である。 diff --git a/106.md b/106.md index 38ac047..abd9815 100644 --- a/106.md +++ b/106.md @@ -1,4 +1,4 @@ -106 DIYで浴槽を! 素材編 +106 DIYで浴槽を! 素材編 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -107,7 +107,7 @@ -「ていうか、ユキ、土魔法がレベル3になったって事は、『土作成クリエイト・アース』が使えるんじゃないのか? 陶石とか作れないのか?」 +「ていうか、ユキ、土魔法がレベル3になったって事は、『{土作成}(クリエイト・アース)』が使えるんじゃないのか? 陶石とか作れないのか?」 @@ -153,7 +153,7 @@ -「それもそうだね。二酸化ケイ素……珪砂か。上手く行くのかな? ……『土作成クリエイト・アース』!」 +「それもそうだね。二酸化ケイ素……珪砂か。上手く行くのかな? ……『{土作成}(クリエイト・アース)』!」 @@ -173,7 +173,7 @@ - しかし、『土作成クリエイト・アース』で二酸化ケイ素の生成が可能なのなら、各種金属元素も作り出すことができるのだろうか? + しかし、『{土作成}(クリエイト・アース)』で二酸化ケイ素の生成が可能なのなら、各種金属元素も作り出すことができるのだろうか? @@ -185,7 +185,7 @@ -「いや、それは……どうかな? 『土作成クリエイト・アース』の『土』の範疇が、『土の中に単体として存在する物質』という事なら、不可能じゃ無いかもしれないけど……簡単にできるなら、正に『錬金術』だよね」 +「いや、それは……どうかな? 『{土作成}(クリエイト・アース)』の『土』の範疇が、『土の中に単体として存在する物質』という事なら、不可能じゃ無いかもしれないけど……簡単にできるなら、正に『錬金術』だよね」 @@ -207,7 +207,7 @@ 「あぁ。できたら儲けもの。文字通りに」 -「よし。……『土作成クリエイト・アース』!!!」 +「よし。……『{土作成}(クリエイト・アース)』!!!」 @@ -431,7 +431,7 @@ - 先ほどユキが作った珪砂がバケツだと3分の1にも満たないぐらいなので、同じペースで作るなら、300回以上『土作成クリエイト・アース』を使う必要がある。 + 先ほどユキが作った珪砂がバケツだと3分の1にも満たないぐらいなので、同じペースで作るなら、300回以上『{土作成}(クリエイト・アース)』を使う必要がある。 @@ -455,7 +455,7 @@ -「レベル上げなくても良いから、『土作成クリエイト・アース』は使えるようになって? いや、むしろなれ?」 +「レベル上げなくても良いから、『{土作成}(クリエイト・アース)』は使えるようになって? いや、むしろなれ?」 @@ -473,7 +473,7 @@ - 『土作成クリエイト・アース』で単なる『土』を出すこと自体はすぐにできるようになったのだが、珪砂のみと限定すると途端に難易度が上がり、そこからが少し長かった。 + 『{土作成}(クリエイト・アース)』で単なる『土』を出すこと自体はすぐにできるようになったのだが、珪砂のみと限定すると途端に難易度が上がり、そこからが少し長かった。 @@ -485,4 +485,4 @@ - このペースでは、浴槽の完成には今しばらくの時間が必要になりそうである。 \ No newline at end of file + このペースでは、浴槽の完成には今しばらくの時間が必要になりそうである。 diff --git a/107.md b/107.md index 5220dee..c64b4c9 100644 --- a/107.md +++ b/107.md @@ -1,4 +1,4 @@ -107 DIYで浴槽を! インターバル +107 DIYで浴槽を! インターバル 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -17,7 +17,7 @@ - とは言っても、チマチマと生成するのは面倒なので、使える魔力を一気に注ぎ込み、1度だけ『土作成クリエイト・アース』を使用し、その後は2人して朝寝と洒落込む。 + とは言っても、チマチマと生成するのは面倒なので、使える魔力を一気に注ぎ込み、1度だけ『{土作成}(クリエイト・アース)』を使用し、その後は2人して朝寝と洒落込む。 @@ -25,7 +25,7 @@ - 昼過ぎに起き出し、再び『土作成クリエイト・アース』を使うと、この時点で珪砂の量がおおよそ必要量に達した。 + 昼過ぎに起き出し、再び『{土作成}(クリエイト・アース)』を使うと、この時点で珪砂の量がおおよそ必要量に達した。 @@ -93,7 +93,7 @@ -「テストとして作った物だから、嵩張かさばるだけでごく普通の時計よ? これは暖炉の上にでも置くとして、本命はこっち」 +「テストとして作った物だから、{嵩張}(かさば)るだけでごく普通の時計よ? これは暖炉の上にでも置くとして、本命はこっち」 @@ -199,7 +199,7 @@ - 時空魔法には『聖域サンクチュアリ』という、超便利な虫除け(にも使える)魔法があるのだが、もしかして、使い道無い……? いや、刺されなくても虫が寄ってくるのはうっとうしいから、意味はあるか。 + 時空魔法には『{聖域}(サンクチュアリ)』という、超便利な虫除け(にも使える)魔法があるのだが、もしかして、使い道無い……? いや、刺されなくても虫が寄ってくるのはうっとうしいから、意味はあるか。 @@ -231,7 +231,7 @@ - 無理の無い範囲の人助けを厭いとうつもりも無いが、それも自分たちの安全が確保されてこそ。 + 無理の無い範囲の人助けを{厭}(いと)うつもりも無いが、それも自分たちの安全が確保されてこそ。 @@ -373,7 +373,7 @@ -「トミーは力はあるからな。バトルハンマーを振り回して、ゴブリンの頭を粉砕していたぞ? まぁ、最初は力が入りすぎて、頭がはじけ飛び、飛散・・物を被って悲惨・・な状態になっていたが」 +「トミーは力はあるからな。バトルハンマーを振り回して、ゴブリンの頭を粉砕していたぞ? まぁ、最初は力が入りすぎて、頭がはじけ飛び、{飛散}(・・)物を被って{悲惨}(・・)な状態になっていたが」 @@ -409,4 +409,4 @@ - トミーも本格的な冒険者になるわけでも無いだろうし、きっと今日みたいに、暇な時間がある人が付き合ってやる、ぐらいで良いのだろう。 \ No newline at end of file + トミーも本格的な冒険者になるわけでも無いだろうし、きっと今日みたいに、暇な時間がある人が付き合ってやる、ぐらいで良いのだろう。 diff --git a/108.md b/108.md index a2703af..6d3283e 100644 --- a/108.md +++ b/108.md @@ -1,4 +1,4 @@ -108 DIYで浴槽を! 完成編 +108 DIYで浴槽を! 完成編 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -25,7 +25,7 @@ - 適当な山になっていた珪砂を四角い形に広げて平ならす。そして、縁の部分は少し盛り上げて簡単な箱状に。 + 適当な山になっていた珪砂を四角い形に広げて{平}(なら)す。そして、縁の部分は少し盛り上げて簡単な箱状に。 @@ -327,7 +327,7 @@ - 普通の風呂として使うなら不満点も多いが、所詮俺たちは事前に『浄化ピュリフィケイト』を使っていて、湯に浸かるだけなのであまり問題は無い。 + 普通の風呂として使うなら不満点も多いが、所詮俺たちは事前に『{浄化}(ピュリフィケイト)』を使っていて、湯に浸かるだけなのであまり問題は無い。 @@ -419,4 +419,4 @@ - トーヤはそう言って頷いた。 \ No newline at end of file + トーヤはそう言って頷いた。 diff --git a/109.md b/109.md index 3f83b01..c46e15e 100644 --- a/109.md +++ b/109.md @@ -1,4 +1,4 @@ -109 銘木って、どんななの? +109 銘木って、どんななの? 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -58,7 +58,7 @@ - その途中でガンツさんの店で伐採用の斧と鋸のこ、鉈なた、ついでに『木を切り倒すためには必要』と言われたクサビなんかも購入しておいた。 + その途中でガンツさんの店で伐採用の斧と{鋸}(のこ)、{鉈}(なた)、ついでに『木を切り倒すためには必要』と言われたクサビなんかも購入しておいた。 @@ -216,7 +216,7 @@ -「素人が見ただけじゃ解らねぇかもな。だが、明確に違う。あの辺の木は木理もくりが細かく独特で、硬い。家具に使うにゃ、最高だな」 +「素人が見ただけじゃ解らねぇかもな。だが、明確に違う。あの辺の木は{木理}(もくり)が細かく独特で、硬い。家具に使うにゃ、最高だな」 @@ -366,4 +366,4 @@ - やや不器用な言い方ながら俺たちを心配してくれるシモンさんに礼を言い、俺たちは更にいくつか、木を選ぶ上でのアドバイスをもらって工房を後にした。 \ No newline at end of file + やや不器用な言い方ながら俺たちを心配してくれるシモンさんに礼を言い、俺たちは更にいくつか、木を選ぶ上でのアドバイスをもらって工房を後にした。 diff --git a/110.md b/110.md index 033d94b..648b2ab 100644 --- a/110.md +++ b/110.md @@ -1,4 +1,4 @@ -110 鹿ってどうなの? +110 鹿ってどうなの? 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -109,7 +109,7 @@ -「『鎌風エア・カッター』って魔法はあるけど、レベル5の魔法だし、何回使えば切り倒せるのか、想像も付かないわよ」 +「『{鎌風}(エア・カッター)』って魔法はあるけど、レベル5の魔法だし、何回使えば切り倒せるのか、想像も付かないわよ」 @@ -117,7 +117,7 @@ - スキル表記と使える魔法が完全に一致するわけでは無いので、先に『鎌風エア・カッター』だけを練習する方法もあるが、覚えたところでハルカの言うとおり、太い木が切れるはずも無い。 + スキル表記と使える魔法が完全に一致するわけでは無いので、先に『{鎌風}(エア・カッター)』だけを練習する方法もあるが、覚えたところでハルカの言うとおり、太い木が切れるはずも無い。 @@ -389,4 +389,4 @@ - 魔法を使ってもらう余裕が無いような戦闘は、ますます避けないとなぁ。 \ No newline at end of file + 魔法を使ってもらう余裕が無いような戦闘は、ますます避けないとなぁ。 diff --git a/111.md b/111.md index 7db51ec..ea088e9 100644 --- a/111.md +++ b/111.md @@ -1,4 +1,4 @@ -111 おっと、お茶! +111 おっと、お茶! 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -245,7 +245,7 @@ - ガラスの浴槽もどきを作り上げた俺たちにとって、穴を掘る程度造作ぞうさも無い。 + ガラスの浴槽もどきを作り上げた俺たちにとって、穴を掘る程度{造作}(ぞうさ)も無い。 @@ -271,7 +271,7 @@ -「俺が『軽量化ライト・ウェイト』を使って、トーヤが持ち上げればなんとかなるだろ。短時間ならかなり軽くできるし」 +「俺が『{軽量化}(ライト・ウェイト)』を使って、トーヤが持ち上げればなんとかなるだろ。短時間ならかなり軽くできるし」 @@ -287,7 +287,7 @@ - 俺たちが持つ中で一番口が大きなマジックバッグをハルカたち3人で広げたところで、俺がかなり強力に『軽量化ライト・ウェイト』を木にかける。 + 俺たちが持つ中で一番口が大きなマジックバッグをハルカたち3人で広げたところで、俺がかなり強力に『{軽量化}(ライト・ウェイト)』を木にかける。 @@ -363,7 +363,7 @@ - そういえば、ナツキの家うちだと和菓子が出てきたな。 + そういえば、ナツキの{家}(うち)だと和菓子が出てきたな。  そして、セットで緑茶も。 @@ -393,7 +393,7 @@ - 単純にスープに入れるだけでも一気に味に深みが出るため全員のお気に入りで、当然の如ごとくナツキも好んで食べている。 + 単純にスープに入れるだけでも一気に味に深みが出るため全員のお気に入りで、当然の{如}(ごと)くナツキも好んで食べている。 @@ -499,7 +499,7 @@ - ユキは『軽量化ライト・ウェイト』を使っていない分、俺よりも消費は少ないが、元の魔力は俺よりも少ない。 + ユキは『{軽量化}(ライト・ウェイト)』を使っていない分、俺よりも消費は少ないが、元の魔力は俺よりも少ない。 @@ -514,4 +514,4 @@ -すみません、ミスですね。落葉樹から常緑広葉樹に修正しました。 \ No newline at end of file +すみません、ミスですね。落葉樹から常緑広葉樹に修正しました。 diff --git a/112.md b/112.md index e276567..82aaf61 100644 --- a/112.md +++ b/112.md @@ -1,4 +1,4 @@ -112 スカルプ・エイプ、マジ多すぎ +112 スカルプ・エイプ、マジ多すぎ 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -80,7 +80,7 @@ - ユキがそういうのほぼ同時、ユキが突き出した手から『火矢ファイア・アロー』が右端のスカルプ・エイプに走る。 + ユキがそういうのほぼ同時、ユキが突き出した手から『{火矢}(ファイア・アロー)』が右端のスカルプ・エイプに走る。 @@ -128,7 +128,7 @@ -「『火矢ファイア・アロー』の1発で処理できなかったのは、少し予想外だったが……」 +「『{火矢}(ファイア・アロー)』の1発で処理できなかったのは、少し予想外だったが……」 「ゴメン、多分あたしのミス。走りながらだったから、狙いが甘かった。ハルカ、助かったよ」 @@ -142,7 +142,7 @@ - ただの棍棒では防げないとはいえ、避けられてしまえば意味が無い。今後は『火矢ファイア・アロー』の速度を増す訓練も必要か? + ただの棍棒では防げないとはいえ、避けられてしまえば意味が無い。今後は『{火矢}(ファイア・アロー)』の速度を増す訓練も必要か? @@ -272,7 +272,7 @@ - 手から離れるその瞬間、石に対して『加重ヘビー・ウェイト』をかける。 + 手から離れるその瞬間、石に対して『{加重}(ヘビー・ウェイト)』をかける。 @@ -284,7 +284,7 @@ - 向上した身体能力+野球の投球フォーム+『加重ヘビー・ウェイト』の威力はシャレにならなかった。 + 向上した身体能力+野球の投球フォーム+『{加重}(ヘビー・ウェイト)』の威力はシャレにならなかった。 @@ -316,11 +316,11 @@ - 俺はすぐに槍を掴み直し、石を拾っていたスカルプ・エイプに牽制の『火球ファイアーボール』を放ち、ユキの前のスカルプ・エイプに槍で攻撃を加える。 + 俺はすぐに槍を掴み直し、石を拾っていたスカルプ・エイプに牽制の『{火球}(ファイアーボール)』を放ち、ユキの前のスカルプ・エイプに槍で攻撃を加える。 - 火魔法のレベル3である『火球ファイアーボール』は着弾に爆発を伴うため派手には見えるのだが、同じ魔力を使うのなら『火矢ファイア・アロー』で狙撃スナイプする方が威力が高い。 + 火魔法のレベル3である『{火球}(ファイアーボール)』は着弾に爆発を伴うため派手には見えるのだが、同じ魔力を使うのなら『{火矢}(ファイア・アロー)』で{狙撃}(スナイプ)する方が威力が高い。 @@ -334,11 +334,11 @@ - 俺は『火球ファイアーボール』を喰らっても反応の消えていないスカルプ・エイプに向かって1歩踏みだし、土煙の向こうに見えた身体に槍を突き立てる。 + 俺は『{火球}(ファイアーボール)』を喰らっても反応の消えていないスカルプ・エイプに向かって1歩踏みだし、土煙の向こうに見えた身体に槍を突き立てる。 - それを2度。僅かに抵抗した様子は見えたが、案外『火球ファイアーボール』の威力は高かったようで、ほぼ瀕死になっていたらしい。 + それを2度。僅かに抵抗した様子は見えたが、案外『{火球}(ファイアーボール)』の威力は高かったようで、ほぼ瀕死になっていたらしい。 @@ -378,7 +378,7 @@ - 俺とハルカで出会い頭に『火矢ファイア・アロー』が1発ずつ。 + 俺とハルカで出会い頭に『{火矢}(ファイア・アロー)』が1発ずつ。  それで2匹がほぼ行動不能に。 @@ -386,7 +386,7 @@ - 1匹を槍で相手取っている間に、ハルカからもう1発『火矢ファイア・アロー』が飛ぶが、今度は致命傷には至らない。 + 1匹を槍で相手取っている間に、ハルカからもう1発『{火矢}(ファイア・アロー)』が飛ぶが、今度は致命傷には至らない。 @@ -444,7 +444,7 @@ -「『火矢ファイア・アロー』!」 +「『{火矢}(ファイア・アロー)』!」 @@ -550,4 +550,4 @@ - 俺は腕から響く痛みをこらえ、気合いを入れてそちらに1歩踏み出した。 \ No newline at end of file + 俺は腕から響く痛みをこらえ、気合いを入れてそちらに1歩踏み出した。 diff --git a/113.md b/113.md index abb6ea4..0b50c7d 100644 --- a/113.md +++ b/113.md @@ -1,4 +1,4 @@ -113 後始末も面倒だし +113 後始末も面倒だし 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -52,9 +52,9 @@ - ナツキが俺の腕をとり、『治癒キュアー』を使ってくれる。 + ナツキが俺の腕をとり、『{治癒}(キュアー)』を使ってくれる。 - 火照ほてりを感じていた腕からスッと痛みが引いていく。さすが魔法。 + {火照}(ほて)りを感じていた腕からスッと痛みが引いていく。さすが魔法。 @@ -98,7 +98,7 @@ - ハルカに訊かれ、件くだんの『獣・魔物解体読本』を取りだして調べたトーヤは、困った顔でため息をついた。 + ハルカに訊かれ、{件}(くだん)の『獣・魔物解体読本』を取りだして調べたトーヤは、困った顔でため息をついた。 @@ -258,7 +258,7 @@ -「『加重ヘビー・ウェイト』を使ったから、純粋な筋力じゃないがな」 +「『{加重}(ヘビー・ウェイト)』を使ったから、純粋な筋力じゃないがな」 @@ -304,7 +304,7 @@ -「あれを普通と言ってしまっては、他の人から僻ひがまれますよ?」 +「あれを普通と言ってしまっては、他の人から{僻}(ひが)まれますよ?」 @@ -338,7 +338,7 @@ -「なんで当たったか、だよ、気になっていたのは。俺があの時、『加重ヘビー・ウェイト』を使ったのは話したよな?」 +「なんで当たったか、だよ、気になっていたのは。俺があの時、『{加重}(ヘビー・ウェイト)』を使ったのは話したよな?」 @@ -358,7 +358,7 @@ -「おかしいと言えばおかしい。おかしくないと言えば、おかしくない。俺は『加重ヘビー・ウェイト』を対象にかかる重力を増加させる魔法と思っていたんだよ」 +「おかしいと言えばおかしい。おかしくないと言えば、おかしくない。俺は『{加重}(ヘビー・ウェイト)』を対象にかかる重力を増加させる魔法と思っていたんだよ」 @@ -386,7 +386,7 @@ -「『加重ヘビー・ウェイト』は重力じゃないと」 +「『{加重}(ヘビー・ウェイト)』は重力じゃないと」 @@ -438,7 +438,7 @@ -「で、ナオ。『加重ヘビー・ウェイト』が重力ではなく質量の増加と解ることに、何か意味があるのか?」 +「で、ナオ。『{加重}(ヘビー・ウェイト)』が重力ではなく質量の増加と解ることに、何か意味があるのか?」 @@ -460,7 +460,7 @@ - 『加重ヘビー・ウェイト』の持続時間も着弾までで良いのだから、これってかなりコストパフォーマンスが良いんじゃないだろうか? + 『{加重}(ヘビー・ウェイト)』の持続時間も着弾までで良いのだから、これってかなりコストパフォーマンスが良いんじゃないだろうか? @@ -472,7 +472,7 @@ -「あたしも『加重ヘビー・ウェイト』は使えるけど、視認できない物にかけるのは難しいかなぁ」 +「あたしも『{加重}(ヘビー・ウェイト)』は使えるけど、視認できない物にかけるのは難しいかなぁ」 @@ -494,7 +494,7 @@ - いや、10メートル以上の距離、高速で動く対象に『加重ヘビー・ウェイト』をかけられるのなら可能性はあるのだが……。 + いや、10メートル以上の距離、高速で動く対象に『{加重}(ヘビー・ウェイト)』をかけられるのなら可能性はあるのだが……。 @@ -563,4 +563,4 @@ -速度と質量、両方に魔力を使っているのでしょう。たぶん。 \ No newline at end of file +速度と質量、両方に魔力を使っているのでしょう。たぶん。 diff --git a/114.md b/114.md index d276fbc..1ee573d 100644 --- a/114.md +++ b/114.md @@ -1,4 +1,4 @@ -114 もっと金になる物が良い +114 もっと金になる物が良い 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -22,7 +22,7 @@ - 話しながらも作業は止めていなかったため、程なくスカルプ・エイプの死体はすべて穴に放り込まれ、そこは巨大な土饅頭どまんじゅうに変わった。 + 話しながらも作業は止めていなかったため、程なくスカルプ・エイプの死体はすべて穴に放り込まれ、そこは巨大な{土饅頭}(どまんじゅう)に変わった。 @@ -140,7 +140,7 @@ - 『土壁アース・ウォール』の魔法自体は、土魔法のレベル4だが、浴槽を作ることに比べればなんと言うことも無い。 + 『{土壁}(アース・ウォール)』の魔法自体は、土魔法のレベル4だが、浴槽を作ることに比べればなんと言うことも無い。  戦闘中とは違い、じっくりと時間をかけても問題は無いのだから。 @@ -220,7 +220,7 @@  さすがに「スカルプ・エイプを斃しに行こうぜ!」というわけではないだろう。 - そもそもあれだけの群むれを斃した影響か、スカルプ・エイプらしき反応は無いし。 + そもそもあれだけの{群}(むれ)を斃した影響か、スカルプ・エイプらしき反応は無いし。 @@ -260,7 +260,7 @@  重量単価で言えば、バインド・バイパーの皮はかなり割が良い。 - スカルプ・エイプも、場所を取らない魔石を一度にたくさん得られるという点では優秀である。戦闘の苦労と後始末を厭いとわなければ。 + スカルプ・エイプも、場所を取らない魔石を一度にたくさん得られるという点では優秀である。戦闘の苦労と後始末を{厭}(いと)わなければ。 @@ -316,7 +316,7 @@ - 『鹿』と聞いて俺の脳裏に浮かんでいたのは、奈良公園を闊歩かっぽしているような鹿。 + 『鹿』と聞いて俺の脳裏に浮かんでいたのは、奈良公園を{闊歩}(かっぽ)しているような鹿。  長い角があれば少々厄介かも知れないが、今の俺たちであれば身体能力は比較にならない上に、魔法もある。数匹程度なら同時に相手をしても大して問題は無い。 @@ -408,7 +408,7 @@ - 俺はやや急いで移動を再開して鹿の後ろまで移動、少しずつ近づき、距離が10メートルを切ったあたりで、『火矢ファイア・アロー』を放った。 + 俺はやや急いで移動を再開して鹿の後ろまで移動、少しずつ近づき、距離が10メートルを切ったあたりで、『{火矢}(ファイア・アロー)』を放った。 @@ -416,7 +416,7 @@ - 『火矢ファイア・アロー』は鹿の後頭部に突き刺さり、その頭を半ばえぐり取る。 + 『{火矢}(ファイア・アロー)』は鹿の後頭部に突き刺さり、その頭を半ばえぐり取る。 @@ -424,4 +424,4 @@ - 鹿はそのまま動くことも無く、その場に崩れ落ちたのだった。 \ No newline at end of file + 鹿はそのまま動くことも無く、その場に崩れ落ちたのだった。 diff --git a/115.md b/115.md index 08778b4..51d73d0 100644 --- a/115.md +++ b/115.md @@ -1,4 +1,4 @@ -115 鹿と蛇を喰う (1) +115 鹿と蛇を喰う (1) 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -174,7 +174,7 @@ - 切り落とした頭から角を鋸のこで切り離し、角はマジックバッグ収納。頭は穴の中に放り込み、土をかけておく。 + 切り落とした頭から角を{鋸}(のこ)で切り離し、角はマジックバッグ収納。頭は穴の中に放り込み、土をかけておく。 @@ -408,4 +408,4 @@ - 新しいお肉で料理できるのが楽しみなのか、嬉しそうに言うアエラさんに見送られ、俺は店を後にした。 \ No newline at end of file + 新しいお肉で料理できるのが楽しみなのか、嬉しそうに言うアエラさんに見送られ、俺は店を後にした。 diff --git a/117.md b/117.md index 4bf1a21..a99adb0 100644 --- a/117.md +++ b/117.md @@ -1,4 +1,4 @@ -117 巨木を切る (1) +117 巨木を切る (1) 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -343,7 +343,7 @@ -「じゃ、あれか、超巨大な、冗談みたいな鋸のこぎり。刃が妙に大きい奴」 +「じゃ、あれか、超巨大な、冗談みたいな{鋸}(のこぎり)。刃が妙に大きい奴」 「大鋸おがのこと? あれ、ギザギザは大きいけど、刃が着いてるのは先っぽだけだからね?」 @@ -355,7 +355,7 @@ -「鋸のこぎりなら、両引き鋸ということになるのかしら? 両方から2人で引くやつ」 +「{鋸}(のこぎり)なら、両引き鋸ということになるのかしら? 両方から2人で引くやつ」 「それは買ってないぞ?」 @@ -409,7 +409,7 @@ - 俺が『火矢ファイア・アロー』を好んで使う理由も、そこにあるのだ。 + 俺が『{火矢}(ファイア・アロー)』を好んで使う理由も、そこにあるのだ。 @@ -463,11 +463,11 @@ -「確か、『水噴射ウォーター・ジェット』はレベル1だったよな? 取りあえずやってみたらどうだ?」 +「確か、『{水噴射}(ウォーター・ジェット)』はレベル1だったよな? 取りあえずやってみたらどうだ?」 -「『水噴射ウォーター・ジェット』って、そのままだと、高圧洗浄機にも劣るんだけど……。あまり期待しないでね? できるだけ圧力を高くしてみるけど」 +「『{水噴射}(ウォーター・ジェット)』って、そのままだと、高圧洗浄機にも劣るんだけど……。あまり期待しないでね? できるだけ圧力を高くしてみるけど」 @@ -475,7 +475,7 @@ -「むむむっ……『水噴射ウォーター・ジェット』!」 +「むむむっ……『{水噴射}(ウォーター・ジェット)』!」 @@ -555,4 +555,4 @@ - うん、頑張るさ。時間の許す範囲でな。 \ No newline at end of file + うん、頑張るさ。時間の許す範囲でな。 diff --git a/118.md b/118.md index c2f1b23..13c3ee0 100644 --- a/118.md +++ b/118.md @@ -1,4 +1,4 @@ -118 巨木を切る (2) +118 巨木を切る (2) 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -9,7 +9,7 @@ どうやって切るべきか検討し、魔法を使えないか試すが水はイマイチ使えない。 --- -「しかし、たちまちはどうするかだよな。火は燃える、土は打撃系、風は……確か、『鎌風エア・カッター』があったよな、ハルカ?」 +「しかし、たちまちはどうするかだよな。火は燃える、土は打撃系、風は……確か、『{鎌風}(エア・カッター)』があったよな、ハルカ?」 @@ -27,15 +27,15 @@ - 風魔法の攻撃魔法は、レベル3で使える『衝撃コンカッション』があるのだが、普通に使った場合のこれの威力は、正直あまり高くない。 + 風魔法の攻撃魔法は、レベル3で使える『{衝撃}(コンカッション)』があるのだが、普通に使った場合のこれの威力は、正直あまり高くない。 - その名の通り、衝撃波をぶつける魔法なのだが、同じレベル3であれば、土魔法の『石弾ストーン・ミサイル』の方が実体がある分、威力が高い。 + その名の通り、衝撃波をぶつける魔法なのだが、同じレベル3であれば、土魔法の『{石弾}(ストーン・ミサイル)』の方が実体がある分、威力が高い。 - そんな事もあって、ハルカは威力の高そうな『鎌風エア・カッター』を優先的に練習していたらしい。 + そんな事もあって、ハルカは威力の高そうな『{鎌風}(エア・カッター)』を優先的に練習していたらしい。 @@ -49,13 +49,13 @@ - それに対して土魔法の『石弾ストーン・ミサイル』は質量がある。 + それに対して土魔法の『{石弾}(ストーン・ミサイル)』は質量がある。  ガチガチに鎧を着込んでいる相手であれば、後者の方がより効果的という場面もあるだろう。 - 水をかけるだけの『水噴射ウォーター・ジェット』にしても、噴射する水を熱湯にできれば、一気に危険な魔法に早変わりである。 + 水をかけるだけの『{水噴射}(ウォーター・ジェット)』にしても、噴射する水を熱湯にできれば、一気に危険な魔法に早変わりである。 @@ -63,9 +63,9 @@ -「『鎌風エア・カッター』でこの木は切れそうか?」 +「『{鎌風}(エア・カッター)』でこの木は切れそうか?」 -「少なくともナオの『火矢ファイア・アロー』を上回れるよう、威力を高める努力はしてるけど……」 +「少なくともナオの『{火矢}(ファイア・アロー)』を上回れるよう、威力を高める努力はしてるけど……」 @@ -77,7 +77,7 @@ -「取りあえず使ってみましょうか。危ないからちょっと離れてて……『鎌風エア・カッター』!」 +「取りあえず使ってみましょうか。危ないからちょっと離れてて……『{鎌風}(エア・カッター)』!」 @@ -117,7 +117,7 @@ - そりゃそうだ。威力から見て、俺の威力を高めた『火矢ファイア・アロー』と同じぐらいは魔力を消費しているはず。 + そりゃそうだ。威力から見て、俺の威力を高めた『{火矢}(ファイア・アロー)』と同じぐらいは魔力を消費しているはず。 @@ -299,7 +299,7 @@ - だが実際は、掃除も洗濯も、『浄化ピュリフィケイト』一発なのだ。それが使えない俺たちに出番は無い。 + だが実際は、掃除も洗濯も、『{浄化}(ピュリフィケイト)』一発なのだ。それが使えない俺たちに出番は無い。 @@ -347,11 +347,11 @@ -「あ、ちょっと待って。先に『鎌風エア・カッター』で削っておくわ。受け口の方が良いわよね」 +「あ、ちょっと待って。先に『{鎌風}(エア・カッター)』で削っておくわ。受け口の方が良いわよね」 - ナツキを制止したハルカが受け口の方へ指を差し込み、そこから『鎌風エア・カッター』を放つ。 + ナツキを制止したハルカが受け口の方へ指を差し込み、そこから『{鎌風}(エア・カッター)』を放つ。 @@ -371,7 +371,7 @@ - そうやって検証をしながら、十数回ほど『鎌風エア・カッター』を使ったところで、ハルカはそこを離れる。 + そうやって検証をしながら、十数回ほど『{鎌風}(エア・カッター)』を使ったところで、ハルカはそこを離れる。 @@ -561,7 +561,7 @@ -「……『鎌風エア・カッター』でダメ押しするしか無いわね」 +「……『{鎌風}(エア・カッター)』でダメ押しするしか無いわね」 @@ -569,7 +569,7 @@ - ハルカはクサビの隙間から指を入れ、木の中心に向かって『鎌風エア・カッター』を放つ。 + ハルカはクサビの隙間から指を入れ、木の中心に向かって『{鎌風}(エア・カッター)』を放つ。 @@ -577,7 +577,7 @@ - そしてハルカが数度目の『鎌風エア・カッター』を放ったその時、それは一気に起こった。 + そしてハルカが数度目の『{鎌風}(エア・カッター)』を放ったその時、それは一気に起こった。 @@ -593,4 +593,4 @@ - トーヤたちが頑張って引っ張っていたのが良かったのか、幸いなことに巨木は狙い通りの場所に倒れ、枝が折れる音と低い地響きをたてながら、地面へと横たわったのだった。 \ No newline at end of file + トーヤたちが頑張って引っ張っていたのが良かったのか、幸いなことに巨木は狙い通りの場所に倒れ、枝が折れる音と低い地響きをたてながら、地面へと横たわったのだった。 diff --git a/119.md b/119.md index a0eddc6..ded5a48 100644 --- a/119.md +++ b/119.md @@ -1,4 +1,4 @@ -119 巨木を切る (3) +119 巨木を切る (3) 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -254,7 +254,7 @@ -「片側を持ち上げて、根元からマジックバッグを被かぶせていくしかないでしょうね」 +「片側を持ち上げて、根元からマジックバッグを{被}(かぶ)せていくしかないでしょうね」 @@ -452,4 +452,4 @@ - 暗くなっていく空に急かされるように森を出た俺たちは、草原に穴を掘って魔石を抜いたスカルプ・エイプを埋めると、やや足早にラファンの町へと帰還したのだった。 \ No newline at end of file + 暗くなっていく空に急かされるように森を出た俺たちは、草原に穴を掘って魔石を抜いたスカルプ・エイプを埋めると、やや足早にラファンの町へと帰還したのだった。 diff --git a/120.md b/120.md index 47e8f24..b2f60b1 100644 --- a/120.md +++ b/120.md @@ -1,4 +1,4 @@ -120 ソースを作ろう! りたーんず (1) +120 ソースを作ろう! りたーんず (1) 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -332,7 +332,7 @@ - そう言って少年が指さしたのは、隅すみの箱に積まれた野菜。 + そう言って少年が指さしたのは、{隅}(すみ)の箱に積まれた野菜。  見た目はセロリに似ている。 @@ -612,7 +612,7 @@ - ボロボロの古着や、どう見てもゴミにしか見えないボロ布きれでも売っているのだから、かなり徹底している。 + ボロボロの古着や、どう見てもゴミにしか見えないボロ{布}(きれ)でも売っているのだから、かなり徹底している。 @@ -690,4 +690,4 @@ - それ以外にも鋸を4つに大きめのクサビ、それにバールを2本購入して店を後にしたのだった。 \ No newline at end of file + それ以外にも鋸を4つに大きめのクサビ、それにバールを2本購入して店を後にしたのだった。 diff --git a/121.md b/121.md index b0d1076..ea4da27 100644 --- a/121.md +++ b/121.md @@ -1,4 +1,4 @@ -121 ソースを作ろう! りたーんず (2) +121 ソースを作ろう! りたーんず (2) 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -494,7 +494,7 @@ -「そうね、甘塩っぱい、じゃなくて、甘くて塩しょっぱい感じ」 +「そうね、甘塩っぱい、じゃなくて、甘くて{塩}(しょ)っぱい感じ」 @@ -1000,4 +1000,4 @@ -「ほう、生野菜とな? それじゃ――」 \ No newline at end of file +「ほう、生野菜とな? それじゃ――」 diff --git a/122.md b/122.md index 4c846bd..797bda5 100644 --- a/122.md +++ b/122.md @@ -1,4 +1,4 @@ -122 生野菜会議 +122 生野菜会議 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -230,7 +230,7 @@ -「ハルカの【乾燥ドライ】で完全に乾燥させるのはどうだ? 寄生虫に関してはほぼ完全に対応できるだろ? それを水で戻して食べる」 +「ハルカの【{乾燥}(ドライ)】で完全に乾燥させるのはどうだ? 寄生虫に関してはほぼ完全に対応できるだろ? それを水で戻して食べる」 @@ -356,7 +356,7 @@ -「それに、光魔法のレベル5には、『殺菌ディスインファクト』という魔法もあるの知ってるでしょ? これを使えば病原菌に関しても心配が無くなるんじゃないかしら」 +「それに、光魔法のレベル5には、『{殺菌}(ディスインファクト)』という魔法もあるの知ってるでしょ? これを使えば病原菌に関しても心配が無くなるんじゃないかしら」 @@ -376,7 +376,7 @@ -「まだ『殺菌ディスインファクト』は使えないわよ? 『浄化』で寄生虫はなんとかなっても、病気にかかるリスクは冒おかせなかったでしょ、これまでは」 +「まだ『{殺菌}(ディスインファクト)』は使えないわよ? 『浄化』で寄生虫はなんとかなっても、病気にかかるリスクは{冒}(おか)せなかったでしょ、これまでは」 @@ -386,7 +386,7 @@ -「それに、『殺菌ディスインファクト』を知ったのも、光系魔道書を買ったあとだから、比較的最近だしね。しばらくはちょっとギャンブルね。本当に効果あるのか判らないし」 +「それに、『{殺菌}(ディスインファクト)』を知ったのも、光系魔道書を買ったあとだから、比較的最近だしね。しばらくはちょっとギャンブルね。本当に効果あるのか判らないし」 @@ -422,8 +422,8 @@ -「それじゃ、まとめ!! ハルカ、早めに『殺菌ディスインファクト』を覚えてください! これにて、生野菜会議、終、了!」 +「それじゃ、まとめ!! ハルカ、早めに『{殺菌}(ディスインファクト)』を覚えてください! これにて、生野菜会議、終、了!」 - 半ばやけくそ気味にまとめたユキの言葉で、意味があったのか無かったのか、微妙でぐだぐだな会議は幕を閉じたのだった。 \ No newline at end of file + 半ばやけくそ気味にまとめたユキの言葉で、意味があったのか無かったのか、微妙でぐだぐだな会議は幕を閉じたのだった。 diff --git a/123.md b/123.md index 716d426..a170ed4 100644 --- a/123.md +++ b/123.md @@ -1,4 +1,4 @@ -123 2度目の伐採 (1) +123 2度目の伐採 (1) 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -30,7 +30,7 @@ - わずか1日で、しっかりと『殺菌ディスインファクト』を使えるようになっていた。 + わずか1日で、しっかりと『{殺菌}(ディスインファクト)』を使えるようになっていた。 @@ -42,7 +42,7 @@ - どうやらハルカは、『殺菌ディスインファクト』よりもレベル6の『治療トリートメント』という、病気を治せる魔法を優先して練習していたらしい。 + どうやらハルカは、『{殺菌}(ディスインファクト)』よりもレベル6の『{治療}(トリートメント)』という、病気を治せる魔法を優先して練習していたらしい。 @@ -222,7 +222,7 @@ - とは言え、『水噴射ウォーター・ジェット』自体は、所詮レベル1の魔法。すぐに使えるようにはなったのだが、それだけではユキと同じく、高圧洗浄機レベルでしか無い。 + とは言え、『{水噴射}(ウォーター・ジェット)』自体は、所詮レベル1の魔法。すぐに使えるようにはなったのだが、それだけではユキと同じく、高圧洗浄機レベルでしか無い。 @@ -230,7 +230,7 @@ -「『水噴射ウォーター・ジェット』!」 +「『{水噴射}(ウォーター・ジェット)』!」 「……おお? ……おおぉ!? ……おおっ! 削れてる、削れてるよ!?」 @@ -238,7 +238,7 @@ - この魔法、名前こそ『水噴射ウォーター・ジェット』と唱えたものの、その実、単純な水魔法ではなく、土魔法との複合魔法である。 + この魔法、名前こそ『{水噴射}(ウォーター・ジェット)』と唱えたものの、その実、単純な水魔法ではなく、土魔法との複合魔法である。 @@ -256,7 +256,7 @@ - 『土作成クリエイト・アース』で消費される魔力が作った物の希少性によって増減する事は、浴槽を作ったときに理解している。 + 『{土作成}(クリエイト・アース)』で消費される魔力が作った物の希少性によって増減する事は、浴槽を作ったときに理解している。 @@ -304,7 +304,7 @@ - 慌てて『鎌風エア・カッター』をぶつけているハルカに指示されるまま、俺も別の場所に『水噴射ウォーター・ジェット』を放つ。 + 慌てて『{鎌風}(エア・カッター)』をぶつけているハルカに指示されるまま、俺も別の場所に『{水噴射}(ウォーター・ジェット)』を放つ。 @@ -332,7 +332,7 @@ - トーヤが受け口を切ったので、俺はその反対側、切れ込みが入っていない場所に左から右方向へ『水噴射ウォーター・ジェット』で削っていったのだが、その威力は想像以上だったらしい。 + トーヤが受け口を切ったので、俺はその反対側、切れ込みが入っていない場所に左から右方向へ『{水噴射}(ウォーター・ジェット)』で削っていったのだが、その威力は想像以上だったらしい。 @@ -382,7 +382,7 @@ -「ユキも使えるようになれば、トーヤの体力、私の『鎌風エア・カッター』と合わせて、比較的短時間で2本ぐらいは切れるようになるかしら?」 +「ユキも使えるようになれば、トーヤの体力、私の『{鎌風}(エア・カッター)』と合わせて、比較的短時間で2本ぐらいは切れるようになるかしら?」 @@ -590,4 +590,4 @@ - まだまだ恋愛に夢を見たい年頃なんだがなぁ……。 \ No newline at end of file + まだまだ恋愛に夢を見たい年頃なんだがなぁ……。 diff --git a/124.md b/124.md index 7d64614..7107fdc 100644 --- a/124.md +++ b/124.md @@ -1,4 +1,4 @@ -124 2度目の伐採 (2) +124 2度目の伐採 (2) 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -192,7 +192,7 @@ 「トーヤ、力入れすぎ!」 -「すまん! 思った以上に柔やわだった」 +「すまん! 思った以上に{柔}(やわ)だった」 @@ -398,4 +398,4 @@ - そんな感じで季節は巡り、何時いつしか森に吹く風が温かく感じられるようになっていた。 \ No newline at end of file + そんな感じで季節は巡り、{何時}(いつ)しか森に吹く風が温かく感じられるようになっていた。 diff --git a/125.md b/125.md index 0757b54..7f78671 100644 --- a/125.md +++ b/125.md @@ -1,4 +1,4 @@ -125 新たな脅威? +125 新たな脅威? 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -198,7 +198,7 @@ - 最初に出会ったときは切るのにちょっと苦労したバインドバイパーも、最近では見つけた瞬間、ナツキの薙刀が閃ひらめき、頭をスッパリと切り落とすようになっていた。 + 最初に出会ったときは切るのにちょっと苦労したバインドバイパーも、最近では見つけた瞬間、ナツキの薙刀が{閃}(ひらめ)き、頭をスッパリと切り落とすようになっていた。 @@ -338,7 +338,7 @@ 「触れると――なんつーか、力が抜ける!」 -「トーヤ、下がれ! 『火矢ファイア・アロー』!」 +「トーヤ、下がれ! 『{火矢}(ファイア・アロー)』!」 @@ -348,7 +348,7 @@ 「まずっ!」 -「バカ、ナオ! 『消火エクスティンギッシュ・ファイア』!」 +「バカ、ナオ! 『{消火}(エクスティンギッシュ・ファイア)』!」 @@ -366,7 +366,7 @@ -「ナオ、『聖火ホーリー・ファイア』は?」 +「ナオ、『{聖火}(ホーリー・ファイア)』は?」 「使えるか! レベル7だぞ、それ!」 @@ -402,4 +402,4 @@ - ゆっくりと近づいてくるそのもやを見据えながら、俺はそう叫んだ。 \ No newline at end of file + ゆっくりと近づいてくるそのもやを見据えながら、俺はそう叫んだ。 diff --git a/126.md b/126.md index 7c17b05..b74ae18 100644 --- a/126.md +++ b/126.md @@ -1,4 +1,4 @@ -126 忘れていたこと +126 忘れていたこと 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -18,7 +18,7 @@ -「『浄化ピュリフィケイト』!」 +「『{浄化}(ピュリフィケイト)』!」 @@ -30,7 +30,7 @@ -「――っ! 『浄化ピュリフィケイト』!」 +「――っ! 『{浄化}(ピュリフィケイト)』!」 @@ -54,7 +54,7 @@ -「いえ、私も直前まで忘れていましたよ? ただ、ハルカが『聖火ホーリー・ファイア』の話を出したので、思い出しただけです」 +「いえ、私も直前まで忘れていましたよ? ただ、ハルカが『{聖火}(ホーリー・ファイア)』の話を出したので、思い出しただけです」 @@ -200,15 +200,15 @@ - トーヤの物理攻撃は言うに及ばず、俺の『火矢ファイア・アロー』が効果を発揮しなかった以上、ユキもまた攻撃手段を持たない。 + トーヤの物理攻撃は言うに及ばず、俺の『{火矢}(ファイア・アロー)』が効果を発揮しなかった以上、ユキもまた攻撃手段を持たない。 - 光魔法を除いて効果がありそうな魔法としては、『聖火ホーリー・ファイア』以外に水魔法の『聖水ホーリー・ウォーター』があるのだが、こちらも魔道書によるレベルは7。同じレベル7でも、常用していない分、『聖火ホーリー・ファイア』よりも厳しい。 + 光魔法を除いて効果がありそうな魔法としては、『{聖火}(ホーリー・ファイア)』以外に水魔法の『{聖水}(ホーリー・ウォーター)』があるのだが、こちらも魔道書によるレベルは7。同じレベル7でも、常用していない分、『{聖火}(ホーリー・ファイア)』よりも厳しい。 - 風魔法にはそれっぽい物が無く、土魔法のレベル7には『埋葬ベイリアル』という魔法があるが、これは敵を地面に埋めてしまう魔法で、アンデッドに効果があるとかそういう説明は書かれていない。 + 風魔法にはそれっぽい物が無く、土魔法のレベル7には『{埋葬}(ベイリアル)』という魔法があるが、これは敵を地面に埋めてしまう魔法で、アンデッドに効果があるとかそういう説明は書かれていない。 @@ -244,7 +244,7 @@ - ナツキはギルドの資料室? いや、でもあそこはすでに読んだよな。資料室というのも烏滸おこがましいほどの資料しか無かったし、新たな発見があるとも思えない。 + ナツキはギルドの資料室? いや、でもあそこはすでに読んだよな。資料室というのも{烏滸}(おこ)がましいほどの資料しか無かったし、新たな発見があるとも思えない。 @@ -520,4 +520,4 @@ - その次の瞬間、俺の視界は真っ白に染まった。 \ No newline at end of file + その次の瞬間、俺の視界は真っ白に染まった。 diff --git a/128.md b/128.md index 9872c94..46e8c35 100644 --- a/128.md +++ b/128.md @@ -1,4 +1,4 @@ -128 情報の整理 +128 情報の整理 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -8,7 +8,7 @@ 転移者の中で初めて神殿に来た特典として、経験値増加の恩恵を貰う。 - +--- 「えーっと、夢、じゃないよな……?」 @@ -220,15 +220,15 @@ -「尤も、アンデッドは自然発生することもあるので、それ自体はあり得ないことでは無いようです。次に対抗策ですが、光魔法での浄化を除くと、魔法の武器での攻撃や聖水を使う方法、それから、火魔法の『火炎武器エンチャント・ファイア』も実体のあるアンデッドには効果的みたいです」 +「尤も、アンデッドは自然発生することもあるので、それ自体はあり得ないことでは無いようです。次に対抗策ですが、光魔法での浄化を除くと、魔法の武器での攻撃や聖水を使う方法、それから、火魔法の『{火炎武器}(エンチャント・ファイア)』も実体のあるアンデッドには効果的みたいです」 -「『火炎武器エンチャント・ファイア』ならレベル4だし、俺も使えるな」 +「『{火炎武器}(エンチャント・ファイア)』ならレベル4だし、俺も使えるな」 - 一応俺も地味にレベルを上げて、火魔法はレベル4まで上がっているのだが、これまで『火炎武器エンチャント・ファイア』を使うような敵も出てこなかったため、未だに実戦で使ったことは無い。 + 一応俺も地味にレベルを上げて、火魔法はレベル4まで上がっているのだが、これまで『{火炎武器}(エンチャント・ファイア)』を使うような敵も出てこなかったため、未だに実戦で使ったことは無い。 @@ -240,7 +240,7 @@ -「『火炎武器エンチャント・ファイア』ではあまり効果は無いみたいです。『聖火ホーリー・ファイア』や『聖水ホーリー・ウォーター』を除けば、他の魔法も同様です」 +「『{火炎武器}(エンチャント・ファイア)』ではあまり効果は無いみたいです。『{聖火}(ホーリー・ファイア)』や『{聖水}(ホーリー・ウォーター)』を除けば、他の魔法も同様です」 @@ -248,11 +248,11 @@ -「あ、いえ。光魔法に『聖なる武器ホーリー・ウェポン』がありますから、こちらは効果がありますよ。まだ私もハルカも使えませんが」 +「あ、いえ。光魔法に『{聖なる武器}(ホーリー・ウェポン)』がありますから、こちらは効果がありますよ。まだ私もハルカも使えませんが」 - 『聖なる武器ホーリー・ウェポン』は『火炎武器エンチャント・ファイア』の様に武器に掛ける魔法なのだが、攻撃力自体を上げる『火炎武器』に対し、『聖なる武器』は通常の敵と戦うときには何の意味も無い。あえて言うなら、うっすらと武器が光ってカッコいいぐらい? + 『{聖なる武器}(ホーリー・ウェポン)』は『{火炎武器}(エンチャント・ファイア)』の様に武器に掛ける魔法なのだが、攻撃力自体を上げる『火炎武器』に対し、『聖なる武器』は通常の敵と戦うときには何の意味も無い。あえて言うなら、うっすらと武器が光ってカッコいいぐらい? @@ -268,11 +268,11 @@ - ちなみに、生野菜を食べるためにハルカが覚えた『殺菌ディスインファクト』もまたレベル5の魔法だったりする。 + ちなみに、生野菜を食べるためにハルカが覚えた『{殺菌}(ディスインファクト)』もまたレベル5の魔法だったりする。 - 通常、魔道書にはレベルあたり2つ程度の魔法が指定されているのだが、光魔法のレベル5に関してはなぜか4つもあり、残りの2つは『病気抵抗レジスト・ディジーズ』と『精神回復リカバー・メンタル・ストレングス』である。 + 通常、魔道書にはレベルあたり2つ程度の魔法が指定されているのだが、光魔法のレベル5に関してはなぜか4つもあり、残りの2つは『{病気抵抗}(レジスト・ディジーズ)』と『{精神回復}(リカバー・メンタル・ストレングス)』である。 @@ -424,7 +424,7 @@ - この卒そつの無さがコミュ力の源か。俺なんか、苗字を言われても相手の顔も思い浮かばないってのに。 + この{卒}(そつ)の無さがコミュ力の源か。俺なんか、苗字を言われても相手の顔も思い浮かばないってのに。 @@ -520,7 +520,7 @@ - 更に、観賞用の花卉かきとなると、庶民で栽培する人はほぼ皆無。 + 更に、観賞用の{花卉}(かき)となると、庶民で栽培する人はほぼ皆無。  貴族用の店などから仕入れるか、自分で草原や森に出向いて採取してくるしかないとか。 @@ -578,4 +578,4 @@ -「俺は、神に出会った」 \ No newline at end of file +「俺は、神に出会った」 diff --git a/129.md b/129.md index d884a7a..865b1c2 100644 --- a/129.md +++ b/129.md @@ -1,4 +1,4 @@ -129 爆弾発言(不発?) +129 爆弾発言(不発?) 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -14,7 +14,7 @@ -「ナオ、大丈夫? 疲れてるの? ――これは早く『精神回復リカバー・メンタル・ストレングス』を覚えないとまずいわね……」 +「ナオ、大丈夫? 疲れてるの? ――これは早く『{精神回復}(リカバー・メンタル・ストレングス)』を覚えないとまずいわね……」 @@ -486,4 +486,4 @@ - その言葉に反対する人は誰もおらず、結果、俺たちは予定を変更して、その日のうちにラファンを発つことになった。 \ No newline at end of file + その言葉に反対する人は誰もおらず、結果、俺たちは予定を変更して、その日のうちにラファンを発つことになった。