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216 牛乳を効率よく (2)
216有效利用牛奶(2)
搾乳器の作製はユキが担当し、アイスクリーム作りはナツキがメイン。
挤奶器的制作由雪树负责,冰淇淋的制作主要是以枣为主。
ハルカはその2人の補佐で、俺は牛乳を入れる瓶作りの予定。
Haruka是那两个人的辅佐,我预定做一个装牛奶的瓶子。
やることのないトーヤは、メアリとミーティアの訓練を見たり、庭の農作業に参加したりして時間を潰していた。
没有事情做的Toya,看了玛丽和米蒂亚的训练,参加了院子里的农活,消磨了时间。
そして帰宅してから3日目。
然后是回家后的第三天。
全員の作業が終わり、俺たちはそれぞれの成果物を持って食堂へと集合していた。
全体工作结束后,我们带着各自的成果物去食堂集合。
最初の発表者はユキ。
最初的发表者是小雪。
マジックバッグから『じゃん!!』とばかりに取り出し、テーブルの上に乗せる。
从魔术包里传来“不是吗!!”像这样取出,放在桌子上。
「あたしが作ったのはこれ。全自動搾乳器!」
“我做的是这个。全自动挤奶器!”
見た目はコップの先っぽに吸盤が付いたような形で、その底からホースが伸びているだけ。かなりシンプルな形状である。
看起来就像杯子的前端有吸盘一样,软管只是从底部延伸出来而已。形状相当简单。
「この吸盤を乳首に引っ付けて、スイッチオン。ホースの先を容器に突っ込んでおけば、後は自動で搾乳してくれるよ。全自動とは言っても、停止だけは手動なんだけどね。注意すべきはそこだけかな?」
“把这个吸盘贴在乳头上,打开开关。把软管的前端塞进容器里的话,之后会自动挤牛奶哦。虽说是全自动的,但只有停止是手动的。应该注意的只有那里吗?”
つまりは、乳の出が悪くなったらオフになる、という機能までは付けていないらしいが、実用上は全く問題は無いだろう。
也就是说,如果乳汁不好的话就会断奶,虽然没有这个功能,但是在实际应用上完全没有问题。
相手は魔物、そのまま放置できるような物じゃないし。
对方是魔物,不是可以直接放置的东西。
「あら? 最初、注射器みたいな形で作ってなかった?」
“啊?最初,你没有用类似注射器的形状做吗?”
「うん。試作はしたけど、あれで何十頭も搾るのは大変だと思ったから、自動化してみた。結構苦労したけど」
“嗯。虽然试作了,但是觉得那样榨几十头很难,所以试着自动化了。虽然相当辛苦”
そう言いながら追加で取りだしたのは、正にでっかい注射器。
一边这么说一边又追加了新的注射器,真的是很大的注射器。
仕組みは非常に単純で、ピストンを引くことで吸引するだけの代物みたいだが、何十頭、下手をすれば100頭以上もこれで搾るとなると、なかなかに大変そうである。
结构非常简单,虽然只是通过拉活塞来吸引,但几十头,弄不好的话就要榨100头以上的话,好像很难。
ユキ、グッジョブ。
雪,好工作。
続いては容器担当の俺。
接下来是负责容器的我。
「俺の作った容器はこれ。今回搾った牛乳が7リットルあまりだったから、2.5リットルの瓶にしておいた。1頭3~4瓶使うイメージだな。蓋付きだ」
“我做的容器是这个。这次榨的牛奶有7公升多,所以我就用2.5升的瓶子。给人一种1头使用3~4瓶的印象。带盖的”
ガラス製――正確には、珪砂を固めた擬似的な物だが――で、形はワインボトルの胴体を太くして、首は短くしたような感じ。
玻璃制——正确地说,是用硅砂凝固的模拟物——但是,形状是酒瓶的躯体变粗,脖子变短的感觉。
注ぎ口は栓がしやすく注ぎやすいように、ワインボトルと同じサイズにしてある。
为了便于倒酒口的塞子,倒酒口和葡萄酒瓶的大小相同。
入れる時には漏斗でも使えば良いかと思っていたのだが、ユキの作った搾乳器にはホースが付いているので、そのまま注げそうである。
我以为放进去的时候用漏斗也可以,但是yuki做的挤奶器上有软管,所以可以直接倒进去。
最初は10リットルサイズの瓶を作ってみたのだが、デカすぎて扱いづらい上に、強度的にも心配だったので、4分割した2.5リットルサイズになったのだ。
最初试着做了10升大小的瓶子,因为太大了不好处理,而且强度也很担心,所以变成了4分割后的2.5升大小。
また注ぎ口も、スクリュータイプの物を考えていたのだが、こちらもすぐに断念した。
虽然注入口也在考虑螺杆型的东西,但我也很快放弃了。
作ること自体は不可能ではないのだが、手間を考えれば普通に木栓を使う方が楽だし、基本的にマジックバッグで保存するのだから、密閉性とかはあまり考える必要も無い。
制作本身并不是不可能的,但是考虑到时间问题的话,一般使用木栓会比较轻松,基本上都是用魔术包保存,所以不需要太考虑密封性。
実際にどのくらいの数、雌のストライク・オックスがいるのかは不明だが、150頭と考えても500本程度の瓶は必要。正直、あんまり手間を掛けてられない。
虽然不知道实际上有多少母的好球和牛克斯,但是考虑到150头的话也需要500瓶左右的瓶子。说实话,我没怎么费工夫。
洗浄の手間を考えると、本来はあまり口の狭い瓶はよろしくないのだが、その点は『浄化』で解消できるので、問題なしである。
考虑到清洗的工夫,本来嘴巴太小的瓶子就不好了,但是这一点可以通过“净化”来消除,所以没有问题。
「う~ん、可も無く、不可も無く? 面白味が無いね」
“嗯,没有可,也没有不可?”?真没意思啊”
「いや、実用品に面白味はいらんだろ」
“不,对实用品没意思吧。”
アホなことを言うユキにツッコミを入れつつ、改めて瓶を見るが……まぁ、確かに面白みは無いな。
一边吐槽着说傻话的yuki,一边重新看瓶子……嘛,确实没什么意思啊。
一応実用性重視なんだが、難点としてはちょっと胴体が太すぎて、片手では少し持ちにくいという欠点も。俺たち成人なら問題ないと思うのだが、メアリだと両手が必要だろう。
虽然重视实用性,但是难点是身体太粗了,单手拿着有点难拿。我们成人的话应该没问题,但是玛丽需要双手吧。
かといって、1リットルサイズにすると瓶の数が増えすぎて面倒だし、このへんは妥協の産物である。
虽说如此,一升大小的话瓶子的数量增加太多了,很麻烦,这也是妥协的产物。
「オレとしては、金属製のデカいヤツでも作れば良いかと思ったんだがな。馬車でゴトゴトと運ぶようなイメージの。アルプス的な」
“对我来说,我觉得做金属制的大的东西也可以。给人一种用马车咕咚咕咚地搬运的印象。像阿尔卑斯山一样的”
「だからそれは、使い勝手が悪いって」
“所以说那个使用起来不方便。”
俺も最初はそれを考えた。牛乳と言えば思い浮かぶ、あの金属製の缶を。
我一开始也考虑了那个。说起牛奶就会想到那个金属罐。
だが、色々考えた上で、トーヤの提案は却下したのだ。
但是,经过多方考虑,火炬的提案被驳回了。
「まぁ、そうよね。移し替えないとコップには注ぎにくいし、移し替えるなら、最初から小さい瓶に入れた方が良いわよね」
“嘛,是啊。不换的话很难倒进杯子里,换的话,一开始就放进小瓶子里比较好”
「そうそう。俺たちの場合、輸送や洗浄に問題が無いからな」
“对了对了。我们的话,运输和清洗没有问题”
金属製の缶を使う一番のメリットは、恐らく割れない事なんだと思う。
我觉得使用金属罐最大的好处恐怕是不会碎。
自動車で舗装された道路を走るのならともかく、馬車でゴトゴトと運搬するのであれば、ガラス製の容器はあまりに脆弱すぎるだろう。
如果是在汽车铺修的道路上行驶的话那就另当别论了,如果是用马车咕咚地搬运的话,玻璃制的容器恐怕太脆弱了吧。
革製の水袋を使う方法もあるが、あれはどうしても臭いが気になるので、俺たちもマジックバッグを手に入れて以降は全く使っていない。
虽然也有使用皮革制的水袋的方法,但是那个无论如何都会在意臭味,所以我们拿到了魔术包以后就完全不用了。
「いやまぁ、オレは別に良いんだけどな。単にナオが面倒くさそうだったから提案しただけだし」
“不,我倒是没什么关系。只是娜奥看起来很麻烦,所以才提出了这个提案”
「まぁ、面倒くさいのは否定できないな」
“嘛,麻烦的事情不能否定啊。”
ストライク・オックスの牛乳の美味さに負けて、丸2日掛けて100本以上作ったわけだが、今後も必要になるなら、何か省力化を模索したいところ。
输给了好球牛克斯牛奶的美味,花了整整两天时间制作了100多瓶,如果今后还需要的话,还想尝试什么节省力量。
自家消費だけなら、飲めば空き瓶ができるわけで、瓶の増産はあまり必要なさそうだが、売却も考えると……。
如果只是自家消费的话,喝了就能空瓶,虽然不太需要增加瓶的产量,但考虑到出售……。
誰に売るか次第だが、牛乳瓶の回収システムとかあっても良いかもしれない。
要看是卖给谁,也许有牛奶瓶的回收系统也不错。
「最後は私たちのアイスですね。まずは食べてもらいましょうか」
“最后是我们的冰淇淋。先吃吧”
そう言いながら俺たちに配られたのは、2種類のアイスクリーム。
这样说着,我们分发的是两种冰淇淋。
片方は薄茶色で、もう片方は濃緑色。
一边是淡茶色,另一边是深绿色。
「食べて良いの!?」
“吃了也没关系吗?”
「ええ、どうぞ」
“好的,请。”
ナツキに勧められるまま、メアリとミーティアはアイスクリームを恐る恐るスプーンですくい取り、口に運ぶ。と同時に目を見開いて声を上げた。
在大枣的推荐下,玛丽和米蒂亚用战战兢兢的勺子舀出冰淇淋,运到嘴里。同时睁大眼睛提高了声音。
「はわぁぁ、冷たくて、甘くて、とろけて……美味しいの!」
“哇啊,很冷,很甜,融化了……很好吃!”
「何ですか、これ! スゴイ、スゴイです!」
“这是什么!好厉害,好厉害!”
スプーンの動きも速くアイスを消費していくメアリたちに倣うように、俺もまた目の前にあるアイスを口に運ぶ。
就像模仿那些快速消耗冰激凌的玛丽们一样,我也会把眼前的冰淇淋运到嘴里。
「……うん、バニラの香りは無いが、正にアイスクリーム。黒糖アイスって感じだな。緑の方は……抹茶味か」
“……嗯,虽然没有香草的香味,但确实是冰淇淋。黑糖眼珠的感觉。绿色的……是抹茶味吗?”
美味しいは美味しいが、普通に美味しいって感じ。
好吃是好吃,但一般来说很好吃。
ハーゲ○ダッツよりは美味しくとも、ストライク・オックスのミルクを初めて飲んだ時のような感動は無い。
虽然比哈格○达斯更好吃,但也没有像第一次喝强袭・奥克斯牛奶时那样的感动。
「そう。問題点はそこなのよね。砂糖の風味が強すぎて、プレーンなアイスが作れないのよ。どうしても雑味が出ちゃうし」
“是的。问题点就在那里。砂糖的味道太浓了,做不出普通的冰淇淋。怎么都会有杂味”
「ん? 問題? ……あぁ、黒糖味? 確かに抹茶も黒糖の風味が少し強いな」
“嗯?问题……啊,黑糖味?确实抹茶的黑糖风味也有点强”
黒糖アイスはそういう物と思って食べれば普通に美味いのだが、少なくともバニラアイス――いや、ミルクアイスと言うべきか――ではない。
黑糖冰淇淋如果当作那样的东西来吃的话,一般都会很好吃,但至少香草冰淇淋——不,应该说是牛奶冰淇淋吗。
イチゴアイスとか、ブルーベリーアイスとか、他の果物を使ったアイスを作るのであれば、黒糖の風味はちょっと邪魔になるだろう。
如果做草莓冰淇淋、蓝莓冰淇淋等使用其他水果制作的冰淇淋的话,黑糖的风味会有点碍事吧。
その点、抹茶であれば、黒糖の風味をある程度マスクできると思っての選択なのだろうが、それでもやはり隠し切れてはいない。
在这一点上,如果是抹茶的话,一定程度上可以戴上黑糖风味的口罩,这是一种选择吧,但即使如此,还是没有完全隐藏起来。
「え、別にこれで良くないか? 十分美味いぞ?」
「啊,这样不好吗?很好吃哦?”
「あたしは他のも食べたいから、精糖には賛成かな」
“我还想吃其他的,你赞成吃糖精吗?”
トーヤはまぁ、そんな感じだよな。
Toya嘛,就是这种感觉吧。
ユキはちょっと物足りないという風だが――。
雪好像有点不够。
「精糖?」
“糖精?”
「うん。ハルカたちから相談があったんだけど――」
“嗯。我和Haruka他们有商量——”
このあたりで入手できる砂糖はいわゆる黒砂糖で、基本的にはサトウキビの絞り汁から不純物を取り除き、水分を減らして固めただけの物。
在这附近能得到的砂糖就是所谓的黑砂糖,基本上只是从甘蔗的榨汁中除去杂质,减少水分后凝固而成的东西。
良く言えば味わい深く、一般的には雑味が多くて使いづらい。
好好说的话味道很重,一般来说味道很杂很难使用。
通常はこの黒砂糖から粗糖を作り、更にそれを遠心分離機などで分離したりして、上白糖やグラニュー糖などが作られる。
通常是用黑砂糖制作粗糖,然后用离心分离机等分离出来,制作上白糖和砂糖等。
つまり、ハルカたちが欲しいのはこれ。
也就是说,Haruka他们想要的是这个。
クセが無いので、アイスクリーム以外に、ホイップクリームなどを作る時にも必須らしい。
因为没有怪癖,所以除了冰淇淋以外,制作鲜奶油等的时候也是必须的。
「アイスだけならともかく、ケーキ類の生菓子も、か……」
“如果只是冰淇淋的话就另当别论了,蛋糕类的生点心也……”
「無くても生きていけるが、ちょっと勿体ねぇ気はするよな」
“虽然没有也能活下去,但是我觉得有点可惜啊。”
精糖の技術的難点を棚に上げたとすれば、あとの問題はコスト。
如果把精糖技术上的难点放到架子上的话,剩下的问题就是成本。
黒糖を元に精糖を行った場合、得られる白砂糖はかなり少なく、大半は蜜として排出されることになる。
如果以黑糖为基础进行精糖的话,得到的白糖相当少,大部分会作为蜜被排出。
つまり、元々高価な砂糖が、更に少なくなる。
也就是说,原本昂贵的砂糖会更少。
残った蜜に使い道が無いでもないが、やはり上白糖に比べると使いづらい。
剩下的蜜也不是没有使用方法,但与上白糖相比还是很难使用。
「……ま、そのへんはハルカたちに任せる。食費として問題ない範囲に収まるのなら、やってくれ」
「……嘛,这件事就交给Haruka他们了。如果餐费能在没有问题的范围内的话,就给我做吧」
「だな。オレたちも菓子類は嫌いじゃないしな」
“是啊。我们也不讨厌点心类”
そう、嫌いじゃない、というレベル。
是的,不讨厌的程度。
夏場はアイスが食べたいとは思うが、このアイスでも十分美味いし、他のケーキ類もあれば食べたいというだけで、無ければ無いで我慢はできる。
夏天想吃冰淇淋,但是这个冰淇淋也很好吃,如果有其他的蛋糕类的话就只想吃,没有的话就可以忍耐。
どちらかと言えば、それらを強く欲しているのは女性陣だろう。日本にいた時も、それらのフェアやら、何やらに付き合わされることがあったし。
硬要说的话,强烈想要这些的是女性阵营吧。在日本的时候,也有过被他们的展销会和什么交往的经历。
「解ったわ。コスト的にたくさんは無理だと思うけど、少し頑張ってみる」
“我明白了。虽然成本上很多是不行的,但我会稍微努力一下的”
「だね。まぁ、砂糖が高いと言っても、使う量はそこまで多くないし、ストライク・オックスのミルクの価値を考えると、似たような物だからね」
“是啊。嘛,虽说糖很贵,但使用量并不是那么多,考虑到好球·牛克斯的牛奶价值,是相似的东西”
ストライク・オックスのミルクがコップ1杯で大銀貨2~4枚。使う砂糖の量は大さじ1、2杯ぐらいか?
好球·牛克斯的牛奶一杯2~4枚大银币。使用的砂糖的量大概是1、2大勺左右吗?
精糖することで量が半分以下になったとしても、確かにミルクの方がまだ高いだろう。
即使糖精的量降到了一半以下,牛奶确实还是很贵的吧。
ただし、砂糖は買うのに対して、ストライク・オックスのミルクは自前で調達できるという違いはあるが。
但是,和买砂糖相比,好球・牛克斯的牛奶可以自己购买,这是不同的。
……まぁ、ミルクを売れば済む話なのだが。
……嘛,说是卖牛奶就行了。
「ミーティアたちも、これよりも美味しい物を作れるよう頑張りますから、楽しみにしててくださいね」
“我们也会为了做出比这个更好吃的东西而努力的,请期待吧。”
「これより!? スゴイ、スゴイの!!」
“从这件事开始,我的愿望是……”!?好厉害,好厉害!”
「ここに来て良かったです~~」
“能来这里真是太好了~”
名残惜しそうにスプーンを舐めていた2人に、ナツキがそっと自分のアイスを差し出しながら、そんな事を言う。
对于恋恋不舍地舔着勺子的两人,夏树悄悄地拿出自己的冰淇淋,说了这样的话。
ナツキ的にはアイスの出来に納得がいっていないようだが、メアリたちからすれば十分に美味しかったようで、笑顔でお礼を言いながら、そのアイスを2人で分けて、ペロリと平らげた。
就拿大枣来说,虽然不太能接受冰淇淋的制作,但在玛丽们看来似乎十分美味,笑着道谢的同时,两个人分着吃了那个冰淇淋。
何というか、もし好感度グラフとかあったら、ミーティアたちの好感度は、トーヤじゃなくてナツキがトップなんじゃないだろうか?
怎么说呢,如果有好感度图表的话,Media们的好感度不是Toya而是nake的首位吗?
親しい相手以外には少し冷たく感じることもあるナツキの応対も、子供相手だからか、最初から柔らかかったし、美味しい物も良く作ってくれている。
除了亲密的对象以外,也有稍微冷淡的感觉的枣的应对,也许是因为是孩子,一开始就很柔软,美味的东西也做得很好。
火傷痕の治療を行ったのもナツキとハルカなのだから、懐かない理由が無い。
因为进行了烧伤痕迹的治疗的也是夏树和Haruka,没有不亲近的理由。
次点で同じように料理を作るハルカとユキか。
接下来是同样做料理的春香和雪吗。
ハルカはナツキと共に治療を行っているし、ユキの方は持ち前のコミュ力の高さで姉妹との関わりが多い。
Haruka和夏树一起进行治疗,雪树天生的沟通能力很高,和姐妹的关系也很多。
その次に来るのがトーヤで、関わりがやや少ない俺は、残念ながら最下位だろう。
接下来要来的是TOYA,关系比较少的我,很遗憾是最后一名了吧。
それでも普通に懐かれているから、別に不満は無い。
尽管如此,因为被普通人所亲近,所以没有什么不满的。
トーヤは獣人同士というシンパシーの他、使用武器などの関係で訓練をよく見ているというアドバンテージがあるが、それだけと言えばそれだけ。
托雅除了兽人之间的共鸣外,还有因为使用武器等的关系而经常看训练这样的优势,但仅此而已。
そう考えれば、今回のお土産は調理不要でそのまま手渡せるし、上手くアピールすれば好感度アップになったと思うんだが……。
这样想的话,这次的特产不需要烹饪就可以直接交给对方,好好宣传的话,好感度会上升……。
トーヤ、もうちょっと頑張らないと、ナツキにとられる――事は無いにしても、『獣耳のお嫁さん』までの道のりが遠くなるぞ?
火炬,再不努力一点的话,就会被海枣吃掉——就算没有,到《兽耳的新娘》的路也会变远哦?