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4 years ago
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# 325 再始動に向けて (1)
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325重新启动(1)
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「さて。色々あったけど、これで引退後の収入の当てが一つできたわね。気軽にダンジョン探索、進めましょうか」
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「那么。虽然有各种各样的事情,但是这样一来退休后的收入就有一个指望了。轻松愉快地探索地下城,继续前进吧”
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「まだ酒造りが上手くいくとは決まってないけどな」
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“虽然还没决定酿酒技术会变好。”
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「エゴイモを使った酒造りも、上手くいってねぇんだろ?」
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“用自私药造酒,也不太好吧?”
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「はい。理由はよく解りませんが、何故か糖化が進まないんですよね……」
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“是的。虽然不太清楚理由,但是不知为何糖化没有进展呢……”
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当初は『味はともかく、造るのは可能』と思われていたエゴイモを使った酒造り。
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当初认为“味道暂且不说,可以制造”的是使用自私红薯的酿酒。
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だが、実際にやってみると、そう簡単にはいかなかった。
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但是,实际做了一下,并不是那么简单。
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糖化の原理は、アミラーゼによるデンプンの分解。
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糖化原理是由淀粉酶分解淀粉。
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なので、エゴイモを磨り潰して麹を混ぜ、四〇度ぐらいに保てば、糖化はできると思っていたのだが、これがダメ。
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因此,我认为磨碎自私的红薯和曲子混合,保持在四十度左右的话,就可以糖化,但是这个不行。
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麹の代わりに麦芽を使ってみたが、これも同様。
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用麦芽代替曲子,这也是一样。
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何かしらの阻害要因があるのだろうと、現在ナツキが研究しているが、俺たちの本業は冒険者。空き時間にやっているだけなので、今のところ目処は立っていない。
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夏树现在正在研究有什么阻碍因素,我们的本职是冒险者。因为只是空余时间做,所以目前还没有目标。
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もっとも、エゴイモの作りやすさを考えれば、ある程度の研究はされているはずで、そう簡単に実現できるはずがないのも当然だろう。
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不过,考虑到制作自私薯的难度,应该进行了一定程度的研究,不可能那么简单地实现也是理所当然的吧。
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「ま、そっちは、長期的に、だよ。お米のお酒ができれば、問題なし、なし!」
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“嘛,那边是长期的。如果能喝到米酒的话,就没问题了!”
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気軽に言うユキに、ハルカも頷く。
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对随便说的yuki,Haruka也点头。
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「できさえすれば、販売や許認可には問題ないんだからね。自分たちがやるなら素敵よね、権力者にバックアップされた商売って」
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“如果可以的话,销售和许可是没有问题的。如果是我们自己做的话那就太棒了,卖给掌权者支持的商品”
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「商売敵だったら、最悪ですけどね」
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“如果是商业敌人的话,那就最糟糕了。”
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権力者との癒着というと聞こえが悪いが、郷に入れば郷に従え。
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虽说和当权者勾结的听起来不太好,但入乡随俗吧。
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社会システムに文句を言っても仕方ない。
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对社会系统抱怨也没用。
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俺たち、別に革命を起こすつもりはないし。
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我们也没打算革命。
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「その代わり、ジェイたちの精神的にはヤバそうだけどな!」
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“相对的,杰伊他们的精神上好像很糟糕啊!”
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「関わってる人が、あれだからなぁ……」
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“因为和我有关系的人就是那个啊……”
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代官としては、この事業にそこまで大きな期待はかけていないようだが、酒造りを任されることになったジェイたちからすれば、少しでも関わっているだけで、ある種、恐怖だろう。
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作为代官,对这项事业并没有抱有太大的期待,但是对于被委任酿酒的杰伊他们来说,只要稍微有点关联,就会有某种恐怖吧。
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代官の上には当然、この領の最高権力者であるネーナス子爵がいるわけで。
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在代官的上面当然有这个领地的最高权力者纳纳斯子爵。
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今のネーナス子爵はまともだが、以前の領主が行った横暴は、未だ町の人の記憶に残っているのだ。
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虽然现在的纳纳斯子爵很正经,但是以前的领主所犯的暴行,至今还留在城里人的记忆里。
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「けど、そのおかげで、お米もなんとかなりそうだよね」
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“但是,多亏了这个,大米好像也很不错呢。”
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「そうね。……思ったより、近くで栽培されていたのが、意外だったけど」
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“是啊。……比想象中的还要近的地方栽培,虽然很意外”
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ディオラさんが調査してくれた結果、俺たちが手に入れた米のうち、一種類については、思ったよりも近くの町で栽培されていることが判明した。
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迪奥拉先生调查的结果表明,我们得到的大米中,有一种是在比想象中还要近的城市里栽培的。
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そこは、サールスタットの東側にあるキウラという町。
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那里是在萨斯塔特东侧的一个叫基拉的小镇。
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正確にはその町の近くにある村らしいが、ラファンからの単純な距離でいえば、ピニングに行くよりも近いほど。ただし、道はさほど良くないので、交通の便としては圧倒的にピニングの方が良い。
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准确地说是在那个城镇附近的村子,但是从拉斐尔的单纯距离来说,比去平局还要近。但是,因为路不太好,作为交通的便利来说,还是压倒性的作弊比较好。
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その村の米の出荷量はさほど多くないようだが、酒造りに成功すれば、そこから購入できるように手配してくれるらしい。
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那个村子的大米出货量好像不太多,但是如果酿酒成功的话,好像会安排从那里购买。
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それどころか、ディオラさんはネーナス子爵と上手く交渉し、お酒の出来次第では、この周辺での米の栽培も考慮する、という約束も取り付けてしまった。
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不仅如此,迪奥拉还和内那斯子爵交涉得很好,约定了只要酒好了,就要考虑在这附近种植大米。
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近隣での栽培実績があるのだから、気候的には問題ないと思うが、それにしてもさすがの交渉力である。
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因为在附近有栽培的实际成果,所以我觉得在气候上没什么问题,但即便如此,毕竟是交涉能力。
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「ま、お酒のことは措いておくとして」
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“嘛,酒的事暂且不提。”
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ハルカがパンパンと手を叩き、話を切り替える。
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Haruka啪嗒啪嗒地拍着手,转换话题。
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「なんだかんだで、一ヶ月ほど間が空いたから、それぞれの結果、共有しておきましょうか」
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“怎么说呢,因为有一个月左右的时间空着,所以各自的结果,一起分享吧。”
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「だな。一緒にやってた部分もあるが、別々にやってた範囲もあるからな」
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“是啊。虽然也有一起做的部分,但也有分开做的范围”
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俺たちもここ最近、決して副業の方だけにかまけていたわけではない。
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我们最近也绝不只专注于副业。
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というよりも、副業は二割程度、後の八割は本業の訓練や準備に費やしていたと言っても過言ではないだろう。
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与其这么说,不如说副业是二成左右,剩下的八成是在本职训练和准备上花费了不少时间。
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「おう。それじゃ、共有する情報があんまないオレから。補強した戸板の盾は作ってもらったぞ。ガンツさんとトミーには笑われたが、フライング・ガーを何匹かやったら、コロッと態度が変わった。縄梯子の補修と追加も済んでいる」
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“哦。那么,共享的信息不太好的我。加固了的门板的盾给我做了。虽然被GANTZ先生和TOMY笑话了,但是当我演了几只飞行器的时候,态度突然改变了。绳梯的修复和追加也完成了”
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あぁ、あれな。
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啊,那个啊。
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俺が食べたのは家に戻ってからだったが、なかなかに美味かった。
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我吃的是回到家之后,非常好吃。
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かなりの数を丸干しにして、それを使った出汁も(ナツキたちが)取ったのだが、それもまた美味かった。
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把相当多的鱼全部晒干,用它做的汤汁(海枣们)也取下来了,不过,那个也很好吃。
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あれは是非に確保しておくべき食材である。
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那是一定要确保的食材。
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下手をすればこちらが殺されかねない、なかなかに凶悪な食材ではあるが。
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如果弄不好的话,这边很有可能会被杀,虽然是非常凶恶的食材。
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「私たちの方も、かなりの量のロープを確保できました」
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“我们也确保了相当数量的绳子。”
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「いろんなお店を回ったの!」
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“去了很多店!”
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「うん、確認したわ。二人ともありがとう」
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“嗯,确认过了。两个人都谢谢你”
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ハルカが頷いてお礼を言うと、メアリたちはピコピコと嬉しそうに耳を動かして笑顔になる。
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Haruka点点头道谢后,玛丽们高兴地摇着耳朵笑了起来。
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「私のパラシュートは、“それなり”でしょうか。ハルカたちにも協力してもらって、錬金術で強度と軽さを両立できないかと試行錯誤した結果、ある程度は効果のある物ができたと思います」
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“我的降落伞是‘相当’的吧。在Haruka他们的协助下,我认为通过炼金术能否兼顾强度和重量,经过反复试验,在某种程度上可以做出有效果的东西”
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「えぇ、あれは苦労したわね……錬金術よりも、実験の方が……」
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“诶,那可真辛苦啊……比起炼金术,实验更……”
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実験のときのことを思い出したのか、ハルカが肩を落として深く息を吐いた。
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或许是想起了实验时的事情,春香垂下肩膀深深地吐了一口气。
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そして、これの実験にはハルカだけではなく、俺も協力していたりする。
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而且,这个实验不仅仅是Haruka,我也在协助。
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以前、ロッククライミングの練習に使った崖。
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以前在攀岩练习中使用过的悬崖。
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あそこを使って実験したのだが、高さがあまりないだけに、そして下が岩場だけに、飛び降りるのは滅茶苦茶怖かった。
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虽然是用那里做的实验,但是因为高度不高,下面正因为是岩石多的地方,跳下来非常可怕。
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かといって、協力できるのが曲がりなりにも『空中歩行ウォーク・オン・エア』を使える俺とハルカだけだったから、やるしかない。
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话虽如此,能协助的只有我和Haruka,即使是转弯也能使用“空中行走walk on Air”。
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もちろん、俺たちが飛び降りる前には錘を使ってテストしていたので、ある程度の安全は確保されていたのだが、怖いものは怖いのだ。
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当然,我们跳下来之前是用锤子测试的,虽然确保了一定程度的安全,但是害怕的东西还是很可怕的。
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絶対、バンジージャンプの方がマシである。
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绝对是蹦极比较好。
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やったことないけど。
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虽然没有做过。
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「あたしの魔法は、ちょっと微妙かな? 一応、『爆炎エクスプロージョン』を重点的に練習してみたけど、【火魔法】のレベル自体はまだ4だから……ガーゴイル相手だと、効くかどうかは判らないね。ゴブリンぐらいなら、まったく問題なかったけど」
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“我的魔法有点微妙吗?大体上,我试着重点练习了《爆炎扩展》,但是《火魔法》的等级本身还只有4级……如果对方是Gagole的话,就不知道有效与否了。如果只是戈布林的话,完全没问题”
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その言葉を聞いて、実験に付き合っていたらしいトーヤとナツキが顔を顰めた。
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听了这句话,好像是和实验交往的TOYA和夏树皱起了眉头。
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「問題ないっつーか、オーバーキル……いや、大惨事だっただろ?」
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“没问题吧,我穿大衣了……不,是很惨的事吧?”
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「はい、あれは正に大惨事でした」
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“是的,那的确是件大惨案。”
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幸いなことに俺はその時いなかったのだが、ユキが使った『爆炎』でゴブリンの身体が爆散。
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幸运的是我当时没有,因为雪用的“爆炎”,妖精的身体爆散了。
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跡形もなく消し飛んだならまだしも、中途半端な感じに爆発したものだから、それが周囲に飛び散り、ナツキとトーヤに降りかかったらしい。
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如果消失得无影无踪也就算了,因为是半吊子的感觉爆发出来的东西,所以它向周围飞散,好像降落在了枣树和火炬上。
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『過去最大に、ナツキの『浄化ピュリフィケイト』に感謝した』とはトーヤの談。
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“对过去最大的,感谢夏树的‘净化Pricato’”是Toya的故事。
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ちなみに、前衛二人から一歩引いた場所にいたユキは、図らずも難を逃れることになり、珍しくナツキからチクチクと責められていた。
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顺便一提,站在从前卫二人退一步的地方的雪,没想到逃过了灾难,罕见地被枣叮咬着责备。
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そのことを思い出したのか、ユキはバンッとテーブルに両手をつくと、額をテーブルに擦り付けて深々と頭を下げる。
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可能是想起了这件事,雪一下子把手贴在桌子上,额头擦在桌子上深深地低下了头。
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「その節は大変、申し訳ございませんでした。再度お詫びさせて頂きます!」
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“那时候真是太抱歉了。请允许我再次道歉!”
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「……ワザとじゃないですし、もう良いですけど」
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“……又不是故意的,已经可以了。”
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「まぁ、戦闘してれば、そういうこともあるよな。……二度目は要らねぇけど」
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“嘛,如果战斗的话,也会有这种情况吧。……虽然不需要第二次”
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「はい! 次回からは使う相手、距離をよく考えて使用致します!」
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“是的!下次开始要好好考虑使用的对象和距离来使用!”
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顔を上げ、ビシリと敬礼をするユキ。
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雪抬起头,郑重地敬礼。
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うん、人の振り見て我が振り直せ、俺も気を付けよう。
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嗯,看着别人的样子,重新审视自己,我也要注意。
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俺も『爆炎』を使う機会があるだけに。
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我也有使用“爆炎”的机会。
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「ユキじゃないけど、私の『空中歩行ウォーク・オン・エア』も不完全ね。ナオよりはマシってレベル。そっと歩けば何とかって感じで、落下し始めて使っても、空中に踏み止まれるまでには至っていないわ」
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“虽然不是雪,但是我的‘空中步行Walk on Air’也不完全。比那奥好的水平。悄悄地走的话会有种什么感觉,就算是开始掉落使用,也没到能踩到空中为止”
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ハルカの【風魔法】スキルはレベル6。
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遥的【风魔法】技能等级6。
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俺よりは上だが、『空中歩行』は本来、レベル8の魔法である。
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虽然比我高,但“空中行走”本来是等级8的魔法。
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完全とはいえないが、それでも崖から落下したときに減速して着地できるぐらいの効果はあるので、これとパラシュートを合わせれば、十分に安全の確保はできそうである。
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虽然不能说完全,但是即使如此,从悬崖掉下来的时候也有减速着陆的效果,如果再加上降落伞的话,就可以充分确保安全了。
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ハルカが落下した人を捕まえることができれば、だが。
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如果能抓住Haruka掉下来的人,但是。
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中途半端に低い場所から落ちる方が、捕まえるだけの猶予がない分、危険かもしれない。
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半途而废地从低处掉下来的人,因为没有被抓住的犹豫,所以可能会很危险。
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ちなみに危険すぎるので、こちらの実験や訓練はやっていない。
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顺便说一下,因为太危险了,所以没有做这边的实验和训练。
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パラシュートで降りる方はともかく、捕まえる方は減速せずに飛び降りないといけないわけで……。
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先不说用降落伞下车的人,抓住它的人必须不减速地跳下去……。
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あの時は咄嗟だったから飛び込めたが、冷静な状況でもう一度やれと言われたら、俺も尻込みしてしまうだろう。
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那个时候突然跳了进去,但是在冷静的情况下被要求再做一次的话,我也会退缩的吧。
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