diff --git a/053js.md b/053js.md index 1cb0241..0a108dc 100644 --- a/053js.md +++ b/053js.md @@ -1,6 +1,4 @@ -# 053 お金を稼ごう - -053挣钱吧 +# 053 お金を稼ごう/賺錢吧 前回のあらすじ ------------------------------------------------------ @@ -16,91 +14,91 @@ 「さて、そんなわけで、金策が必要になりました」 -“那么,正因为如此,才需要筹款。” +“那么,正因如此,現在必需要籌錢。” ギルドの仕事があるディオラさんと別れ、俺たちは宿屋へと戻ってきていた。 -和有行会工作的迪奥拉分手后,我们回到了客栈。 +告別還有公會事情要處理的ディオラ小姐後,我们回到了旅館房間。 方針としては、しばらくは今のままここで暮らし、お金を貯めることになるだろう。 -作为方针,暂时就这样在这里生活,存钱吧。 +作为方针,暂时就以往一樣在这里生活,努力存钱吧。 「まぁ、金策と言っても、私たちにできるのはギルドで仕事を受けるだけだけど。元の世界と違って借金なんてできないし」 -“嘛,虽说是筹款,我们能做的也只是在行会上接受工作而已。和原来的世界不同,不能借钱” +“嘛,虽然說要籌錢,我们能做的也只是在公会接受工作而已。和原来的世界不同,沒辦法借钱之類” 「正確に言えば、安全にはできないだよね。騙される可能性もあるし、下手したら奴隷行き。自己破産なんて都合の良い物は無いから」 -“正确地说,是不能安全的。也有被骗的可能性,弄不好的话就去做奴隶。因为没有适合自己破产的东西” +“正确地说,是安全性不夠吧。也有被骗的可能性,弄不好的话就變成奴隶。因为聲請破產這類方便的東西是不存在的” (法律)自己破産(日文):聲請破產,一種法律手段,藉由向法院提出自身財務狀況,以進行對債務清償和免除債務,債務人有機會回歸正常生活。 ハルカの言葉に、ユキが補足する。そういえば、ユキも【異世界の常識】持ちだったか。 -由雪补充了Haruka的话。这么说来,雪也有【异世界的常识】吗。 +ユキ补充了ハルカ的话。这么说来,ユキ也有【异世界的常识】。 「あれ? 以前、奴隷は禁止されていると言ってなかったか?」 -“咦?以前不是说奴隶是被禁止的吗?” +“咦?之前不是说奴隶是被禁止的吗?” 「ユキが言っているのは、実質的な奴隷ね。懲役の酷いヤツみたいな。一応、死にはしないように配慮されるみたいだけど……日本みたいに温ぬるくはないわね」 -“小雪说的是实质上的奴隶。像是有期徒刑的厉害的家伙。虽然也会考虑到不要死……但是不像日本那样温暖” +“ユキ说的是实质上的奴隶。比較像是服監勞動。姑且是不用擔心會死的樣子……但不像日本那样溫和” 監視された状態で働かされ続け、借金分はもちろん、管理費として何割かピンハネされてしまうので、普通に働いて返すよりもよほど大変らしい。 -在被监视的状态下继续工作,借款的部分自不必说,作为管理费也会被扣押几成,比起普通的工作来还似乎更不容易。 +被监视著不斷地工作,借的部分不用说,還會被抽個幾成作为管理费,比起普通地工作來還錢還要更不容易的樣子。 日本だと懲役で働いた場合、その分の給料は出所時に渡されるが、その給料から食費などはもちろん、刑務所の維持費や看守の給料なども天引きされるようなイメージだろうか。仕事の方も当然キツい物なのだろう。 -在日本,如果是有期徒刑的话,那部分的工资会在出狱时交给你,但是工资里的伙食费就不用说了,监狱的维持费和看守的工资等也会被扣除吧。工作当然也很辛苦吧。 +就好比在日本,勞動役工作的情況,那部分的工资会在出狱时轉交,但伙食费等不用說,监狱的维持费、看守的工资等都會從工资裡扣除。像這個樣子的話,工作者当然會很辛苦吧。 「うん。借金、ダメ、絶対」 -“嗯。借钱、不行、绝对” +“嗯。借钱.绝对.不行” 奴隷とか、嫌すぎる。当たり前だけど。 -奴隶什么的,太讨厌了。当然。 +奴隶什么的,太讨厌了。雖然是理所當然的。 「させる気は無いわよ。危ないのは、騙されたときだから、ナオだけじゃなく、全員、報告、連絡、相談。忘れないでね」 -“我没有要让你做的意思。危险的是受骗的时候,不仅仅是娜奥,全体人员都要报告、联络、商量。不要忘记啊」 +“我没有要让你做的意思。危险的是被骗的时候,所以不只是ナオ,全員都要报告、联络、商量。不要忘记啊」 「そうですね。何事も落ち着いて第三者に相談ですね。詐欺行為は相手を焦らせて平常心を失わせるのが常套手段ですから」 -“是啊。什么事都要冷静下来和第三者商量。欺诈行为通常是让对方焦躁不安,失去平常心” +“說的沒錯。什么事都要冷静下来和第三者商量。欺诈行为通常是让对方焦躁不安、失去冷靜” 「この世界特有の詐欺とかもあるかもしれないから、気をつけようね。みんな、お互いに」 -“可能有这个世界特有的欺诈行为,请小心。大家,互相” +“可能有这个世界特有的欺诈行为,所以要相互多加注意” ユキのその言葉に、俺たちは揃って頷いた。 -对于雪的那句话,我们一齐点了点头。 +对于ユキ的话,我们一齐点了点头。 「ところで、少し話は変わるのですが、ディオラさんって、乾燥ディンドルが好きなんですか?」 -“话说回来,话题稍微有点变,迪奥拉先生喜欢干燥的丁美元吗?” +“话说回来,稍微改變一下話題,ディオラ小姐喜欢ディンドル乾吗?” 「『乾燥』だけじゃなくて、ディンドル自体に目がないみたいよ」 -“不光是‘干燥’,就连丁字形本身也很吸引人。” +“不光是‘干燥的’,就连ディンドル本身也很喜歡。” 俺たちが売ったディンドルも、微妙に職権乱用っぽいことをして手に入れてるしな。『問題ない!』とは強弁してたけど。 -我们卖的台币,也微妙地做了一些乱用职权的事情没问题!”虽然一直在强辩。 +我们卖的ディンドル也是,為了得到做了像是濫用职权般微妙的事情。虽然一直强辩著說‘没问题!’。 「高い上に季節物であまり市場にも出回らないから、交渉事には便利よね」 -“不仅价格昂贵,而且季节性商品也不怎么在市场上上市,所以交涉起来很方便。” +“不仅价格昂贵,又是季节性商品,也不怎么在市场上出現,所以交涉起来很方便。” 「乾燥ディンドルって美味しいんですか?」 -“干鳕鱼块好吃吗?” +“ディンドル乾好吃吗?” 「そういえば、ナツキとユキは食べたことなかったわね。食べてみる?」 -“这么说来,我还没吃过枣和雪呢。要尝尝吗?” +“这么说来,我还没吃过ナツキ和ユキ呢。要尝尝吗?” 「良いんですか?」 @@ -108,39 +106,39 @@ 「食べたい!」 -“想吃!” +“想要吃!” 「良いわよ。ちょっと待ってね……はい、どうぞ」 -“好啊。请稍等一下……好的,请进” +“可以喲。请稍等一下……好,請用” ハルカが部屋の隅で箱に入れて保存してある乾燥ディンドルを取り出し、2人に1つずつ手渡す。 -Haruka在房间角落里取出放在箱子里保存的干燥丁元,每人交给两人一个。 +ハルカ從房间角落拿出放在箱子里保存的ディンドル乾,交给两人各一个。 受け取った2人は乾燥ディンドルを少し訝しげに観察する。 -收到的两个人有些惊讶地观察了干燥的丁克美元。 +收到的两个人有些惊讶地观察了ディンドル乾。 「これって、このまま食べるの?」 -“这个就这样吃吗?” +“这个,就这样吃吗?” 「ええ、がぶっと。別に切っても良いけどね」 -「嗯,突然。另外剪也可以啊” +「嗯,咔喥(大口咬段聲)。另外剪斷也可以啊” 乾燥ディンドルが一般的なドライフルーツと違うのは、大きいサイズのまま、まるごと干してあるところだ。 -干燥丁美元和一般的干果不同的是,保持大尺寸,完全晒干。 +ディンドル乾和一般的果乾不同的是,保持原本的大尺寸完整晒干。 まるごと干してあるドライフルーツは、精々アプリコットぐらいまでのサイズで、それ以上となればスライスしてから干すのが一般的。 -全部晒干的干果,都是到杏鲍菇为止的大小,如果超过这个大小的话,一般会切片后晒干。 +全部晒干的果乾,最多也就杏鲍菇左右的大小,如果超过这个大小的话,一般会切片后晒干。 それを考えれば、大きさも厚みもある乾燥ディンドルは少し奇異に映ることだろう。 -考虑到这一点,既有大小又有厚度的干燥丁美元会显得有些怪异吧。 +考虑到这一点,既有大小又有厚度的ディンドル乾会显得有些怪异吧。 でも美味いから。 @@ -156,11 +154,11 @@ Haruka在房间角落里取出放在箱子里保存的干燥丁元,每人交 「こ、これ、美味しい! 甘みが強くて、それでいて酸味もあって……。皮の部分まで美味しいし!」 -“这个,这个很好吃!又甜又酸……。连皮的部分都很好吃!” +“这、这个很好吃!好甜又帶點酸……。连皮的部分都很好吃!” 「ええ、ここまでのドライフルーツは初めて食べます」 -“是的,第一次吃到这里的干果。” +“是的,第一次吃到这里的果乾。” そうなんだよ。 @@ -168,23 +166,23 @@ Haruka在房间角落里取出放在箱子里保存的干燥丁元,每人交 乾燥させることで甘みは強くなるし、生だと捨てる皮の部分まで食べられるようになるから、少しお得感もある。 -干燥后甜度会变强,生吃的话连扔掉的皮也能吃,稍微有点划算。 +干燥后甜度会變得更甜,直接吃要去掉的皮也能吃,稍微有点划算。 残念ながら爽やかな酸味は減るから、そこも好きな俺としては生で食べるのもまた捨てがたいんだけど。 -遗憾的是清爽的酸味会减少,对于喜欢这一点的我来说生吃也很难舍弃。 +遗憾的是清爽的酸味会减少,对于喜欢这一点的我来说直接吃也很难舍弃。 「確かにこれなら……ちなみに、いくらぐらいするんですか?」 -“确实是这个的话……顺便问一下,大概多少钱?” +“确实,这个的话……顺便问一下,大概多少钱?” 「そうね、市場価格なら、1,000レアは下らないでしょうね」 -“是啊,如果是市场价格的话,1000分熟是不会下降的吧。” +“是啊,如果是市场价格的话,1000 雷亞應該是沒問題。” 「金貨1枚以上!? たっか!」 -一枚以上金币!?啊!” +“一枚金币以上!?啊!” 「そういえば、在庫を全部売れば、土地代ぐらいは払えるのよねぇ」 @@ -192,23 +190,23 @@ Haruka在房间角落里取出放在箱子里保存的干燥丁元,每人交 「それは反対! 貴重な甘味は残すべき!」 -“我反对!应该保留贵重的甜味!” +“反对那樣做!应该保留贵重的甜味!” 「私たちの成果じゃないので言いづらいですが、どちらかと言えば私も……」 -“因为不是我们的成果,所以很难说,但要说起来我也是……” +“因为不是我们的成果,很难發表意見,但要说起来我也是……” そんなハルカの言葉にすぐさま反対したのはユキ。そして、ナツキも消極的ながら否定的である。 -立刻反对Haruka的话的是小雪。而枣也消极而否定。 +对Haruka的话立刻反對的是ユキ。而ナツキ也消极的抱持否定意見。 「私もどちらかと言えばそうだけど、ナオとトーヤは?」 -“我也要说的话就是这样,那奥和托亚呢?” +“我也要说的话就是这样,ナオ和トーヤ呢?” 「俺は半分ぐらいなら売っても……」 -“我只卖一半的话……” +“我的話,只卖一半的话……” 「「え……」」 @@ -220,11 +218,11 @@ Haruka在房间角落里取出放在箱子里保存的干燥丁元,每人交 「ああ、そうだな、美味いもんな!」 -“啊,对了,真好吃啊!” +“啊,沒錯,畢竟很好吃呢!” ユキとナツキの悲しそうな顔に、すぐさま意見を翻す俺と、同調するトーヤ。 -面对雪和夏树悲伤的表情,我马上改变了意见,和Toya赞同。 +面对ユキ和ナツキ悲伤的表情,我马上改变了意见,和トーヤ一同赞同。 どうせ家の代金は稼がないといけないのだから、女性陣を悲しませてまで急ぐ必要は無いよな。 @@ -232,11 +230,11 @@ Haruka在房间角落里取出放在箱子里保存的干燥丁元,每人交 「ドライフルーツは遠征するときの食料にも役立つから、私も残すのに賛成かな? 他の安いドライフルーツも買うつもりだけどね」 -“干果有助于远征时的食物,我也赞成剩下吗?我还打算买其他便宜的干果” +“果乾有助于远征时的食物,我也赞成剩下吗?我还打算买其他便宜的果乾” 価格重量比なら、他のドライフルーツは数分の1で買えるのだ。ディンドルだけを食べるのは贅沢という物だろう。 -如果是价格重量比的话,其他的干果只需几分之一就可以买到。只吃丁克美元是一种奢侈吧。 +如果是价格重量比的话,其他的果乾只需几分之一就可以买到。只吃丁克美元是一种奢侈吧。 いくらたくさんあっても、全員で毎日1、2個ずつ食べれば春までは保もたないだろうし。 @@ -632,7 +630,7 @@ Haruka和yuki说,动物增加的话比那个强的魔物狩猎那个动物, 「これを見て、『これが何か知りたい』と考える。するとウィンドウが表示されて、『乾燥ディンドル ディンドルを乾燥させてドライフルーツにしたもの』と見える」 -“看到这个,我想‘我想知道这是什么’。于是窗口就显示出来了,看起来像是“干燥丁美元把它晒干做成干果” +“看到这个,我想‘我想知道这是什么’。于是窗口就显示出来了,看起来像是“干燥丁美元把它晒干做成果乾” 「…………見えないよ?」