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297 ボーナス

297奖金

【登攀】スキルを得て帰宅したその翌日は、明日からのダンジョン探索に備えて休養日とした。

【攀登】获得技能后回家的第二天,为明天开始寻找地下城而设为休息日。

休養日なので、トーヤとメアリ、ミーティアを除く四人は、居間でゴロゴロと、文字通りに休養。

因为是休息日,除了Toya和meari、Media之外的四个人,都在起居室里无所事事地休息。

メアリとミーティアは孤児院へと遊びに行き、トーヤはそれに付いて行ったのだ。

玛丽和米蒂亚去孤儿院玩,托亚跟着去了。

先ほどまではナツキも、薬学の実験室で登攀訓練に行く前に仕込んでおいた物から、カビを取り分けていたのだが、今は一段落して休んでいた。

到刚才为止,枣也是从药学实验室去攀登训练之前准备的东西中提取霉菌,现在已经告一段落休息了。

もちろん、カビと言っても単なるカビでは無く、目的はコウジカビ。

当然,说是霉菌也不只是单纯的霉菌,目的是霉菌。

何種類かピックアップして、シャーレ(俺の土魔法謹製)で培養、実際に澱粉を糖に分解できるか実験するらしい。

挑选几种,用果子露(我的土魔法禁制)培养,实验一下实际上淀粉能不能分解成糖。

もちろん、闇雲にカビを集めたわけではなく、コウジカビの分離方法を試した上での実験なのだが、実験結果の確認方法が『実際に食べてみる』らしいから、なかなかにチャレンジングである。

当然,并不是在黑云上收集了霉菌,而是在试验了黄霉素的分离方法之后进行的实验,但是实验结果的确认方法貌似是“实际品尝”,所以很有挑战性。

ナツキ曰く『私には【毒耐性】がありますから、大丈夫ですよ』との事だが……う~む。

夏树说:“我有‘耐毒’,所以没关系。”。

まぁ、ナツキとハルカ、治療の専門家がいるのだから、大丈夫だと思うしかないだろう。

嘛,夏树和Haruka,因为有治疗的专家,所以只能认为没问题吧。

「しかし、こうして居間で昼間から寛ぐのも久しぶりだな」

“但是,像这样在起居室里从白天开始就放松也是很久没有的事了。”

「そうね、最近はパーティーの準備とか、ロッククライミングに使う道具の準備とかで、慌ただしかったし」

“是啊,最近忙着准备派对,准备攀岩用的道具。”

「あと、ナオとハルカのペアリングの用意ね。地味に大変だったんだよ? 職人を急かして、『アジャスト』の練習して、本番で成功させて、と」

“还有,要准备娜奥和Haruka的配对。很朴素很辛苦哦?催促工匠,进行‘调整’的练习,在正式演出中取得成功。”

「はいはい、ありがと。あの時、静かにフェードアウトしてくれていれば、最高の仕事だったわね」

“好的好的,谢谢。那个时候,如果能安静淡出淡出,那是最好的工作了”

「うん、あれは失敗だったね。しっかりと目に焼き付けるだけにして、後から利用すべきだったよ」

“嗯,那是失败了。只需好好地印在眼睛上,之后就应该使用了”

ウンウンと頷くユキに、ハルカがちろりと冷たい視線を向ける。

春香冷冷地盯着点头的雪。

「……反省が足りないみたいね?」

“……好像反省得不够啊?”

「冗談! 冗談だから! アレは……そう! お酒が残っていたんだよ! 怖いよね、お酒って。飲んでも飲まれるな! だね!」

“开玩笑!开玩笑的!那个……是的!酒剩下了哦!酒真可怕啊。喝了也不要被喝!是吧!”

焦ったように言葉を連ねるユキに向かって、寝転んでいたハルカがゆっくりと近づこうとした時、居間の扉が開いた。

面对焦急地连着话的yuki,躺着的Haruka想要慢慢靠近的时候,起居室的门打开了。

視線をそちらに向けると、そこに立っていたのはトーヤだった。

视线转向那边,站在那里的是火炬。

そして彼は開口一番、言い放った。

然后他一开口就放话了。

「アドヴァストリス様に重課金ボーナスをもらったぞ」

“我从爱德瓦斯特里斯那里拿到了重价奖金。”

その言葉に俺たち全員が即座に互いの顔を見回し、状況を理解、ホッと息を吐いた。

这句话让我们全体人员马上环视对方的脸,理解情况,舒了一口气。

俺たちのそんな行動が気に入らなかったのか、トーヤは少し不満げな表情を浮かべる。

不知道是不是因为不喜欢我们那样的行动,托亚露出了不满的表情。

「いや、さすがに確認してるぞ? オレが最後って事は。じゃなきゃ、言わねぇよ」

“不,到底是在确认呢?我最后的事情是。不然,我就不说了”

まぁ、そりゃそうか。

啊,那是这样啊。

いくら何でも、何も考えずに言うわけが無いよな。

不管怎么说,也不可能什么都不考虑就说出来吧。

ちょうどメアリとミーティアもいないことだし。

正好没有玛丽和米蒂亚。

あの二人、暇な時には結構な頻度で、孤児院を訪れているみたいなんだよな。

那两个人在闲暇的时候好像经常去孤儿院。

やはり、年齢層が同じぐらいだからか、孤児たちとも仲が良い様子。

果然,年龄层差不多,和孤儿们关系也很好。

楽しく過ごせているのであれば、俺たちとしても、引き取った甲斐がある。

如果能过得开心的话,我们也值得领回。

「つまり、私たち全員が、重課金ボーナスをもらえたって事ね」

“也就是说,我们所有人都拿到了重收费奖金。”

「それなりに寄付、続けてたからな、俺たち。これでやっと口に出せるわけだが……みんな、何をもらったんだ? 俺は【ラッキー!】って、微妙な代物だったんだが」

“因为我们一直在继续捐款。这样终于能说出口了……大家得到了什么?我【幸运!】是个微妙的东西”

「私は【無病息災】でした」

“我是【无病无灾】”

「あたしは【体力アップ】」

“我【体力上升】”

「オレは【フサフサ】っての」

“我叫‘fusa’”

「【フサフサ】? 微妙に気になる恩恵だが……ハルカは?」

“【fusafusa】?这是微妙在意的恩惠……Haruka呢?”

俺たちが口々に何をもらったか言う中、一人だけ沈黙を保っているハルカに話を振ると、彼女は少し視線を逸らし、頬を染める。

在我们口口相传的时候,她向只有一个人保持沉默的春佳说了话,她稍微移开了视线,脸颊也被染红了。

「わ、私は……あ、【安産】」

“哇,我……啊,【顺产】”

「あ、うん。そっ、そうか……コホン」

“啊,嗯。是吗,是吗……咳”

小さな声で答えたハルカに、俺も曖昧な返答をして咳払い。

对着小声回答的春香,我也暧昧地回答了一声,咳嗽了一声。

ユキたちのニヤニヤが気になるが、それは無視してトーヤに尋ねる。

虽然很在意雪他们的笑点,但还是无视他们问了TOYA。

「えっと、トーヤの【フサフサ】って、どんな意味があるんだ? 十分フサフサだろ、お前の耳とか尻尾とか。キューティクルが良い感じになるのか?」

“那个,Toya的‘fusafusa’有什么意思?够软的了吧,你的耳朵和尾巴什么的。角质层会变成好的感觉吗?”

「いや、禿げ防止だと」

“不,是为了防止秃头。”

「禿げ……防止……?」

“秃头……防止……?”

それは……ちょっと重要か?

那个……有点重要吗?

禿げた獣人って……頭だけならまだしも、耳や尻尾の毛が無くなったら、かなり悲しい事になりかねないし。

秃头的兽人……如果只是头的话还说得过去,但是如果没有了耳朵和尾巴的毛的话,可能会变成非常悲伤的事情。

「いや、そもそも獣人って禿げるのか?」

“不,原本兽人就是秃子吗?”

「滅多に無いみたいだが、ゼロじゃない、らしい。頭だけだけどな」

“好像很少有,但好像不是零。只是头脑而已”

「頭だけ……なるほど。まぁ、人間でも、頭ツルツルで髭はフサフサってのもあるし、あり得るか」

“只有头……原来如此。嘛,就算是人,也有头脑光滑、胡子蓬松的,也有可能吗?”

そもそも何で頭だけ禿げるんだろうな?

说起来为什么只秃头呢?

髭とかなら、影響も少ないのに。

如果是胡子的话,影响也很少。

もっとも、日本人が禿げを厭うようになったのはごく最近の話で、それは某カツラメーカーのプロモーションのせいとか何とか。

不过,日本人讨厌秃头是最近的事了,那是因为某假发制造商的宣传。

昔は剃っている人も多かった事を考えると……日本人、流され易すぎである。

想想以前剃须的人也很多……日本人太容易随波逐流了。

給料三ヶ月分の指輪とか、ダイヤモンドが永遠の輝きだとか、バレンタインデーにチョコレートだとか。全部売る方の都合である。

工资三个月的戒指,钻石永远的闪耀,情人节的巧克力。全靠卖方的方便。

……ハルカに給料三ヶ月どころじゃない、指輪を贈っている俺が言うのも何だが。

……不仅工资只有三个月,我还送了戒指。

「オレとしては、ナオの方が気になるけどな。何だよ、【ラッキー!】って」

“我倒是比较在意娜奥。什么啊,【幸运!】”

「これもそのままだな。なんか、ラッキーになるらしい。微妙に」

“这个也就那样吧。总觉得,好像很幸运。微妙地”

「微妙に?」

“微妙?”

「微妙に。アドヴァストリス様が言うには、膝に矢を受ける場面で、その矢が太股にズレるぐらいの幸運、らしい」

“微妙地。阿德瓦斯特里斯说,在膝盖被箭射中的时候,那支箭好像有点偏大腿的幸运”

その効果に、全員がなんとも言いがたい表情を浮かべる。

对于这个效果,所有人都浮现出难以言喻的表情。

決して“凄い”とは言えないが、“無意味”とまでは言い切れない。

虽然绝对不能说是“厉害”,但也不能说是“无意义”。

そんな“微妙”さ。

那样的“微妙”。

「……本当に微妙ね。せめて、矢が逸れるぐらいの幸運が欲しいわよね」

“……真的很微妙呢。至少,我想要能偏离箭的幸运”

「ですね。それじゃ、幸運なのかすら判らないような……」

“是啊。那就连是不是幸运都不知道了……”

「矢には当たってるもんねぇ……」

“我才没有中箭呢……”

ホントにな!

真的吗!

貰ってからそれなりの日数が経過しているが、この恩恵が機能した事があるのかすら判らない。

收到之后已经过了相当长的一段时间,但是连这个恩惠有没有发挥过作用都不知道。

敢えて言うなら、ハルカと無事に結ばれたのは幸運だけど……いや、順当に行けば普通に結ばれたよな? たぶん。

硬要说的话,能和Haruka顺利结婚是很幸运的……不,按顺序去的话就能很普通的结合了吧?大概。

「その点、ナツキたちのは判りやすいな。名称自体は。効果は不明だが」

“在这一点上,枣树们很容易分辨。名称本身是。效果不明”

「全部、悪くは無いけど、こっちもちょっと微妙、って感じだよね」

“虽然没有全部都不好,但是感觉这边也有点微妙。”

「はい、神社のお守りみたいです」

“是的,好像是神社的护身符。”

言い得て妙。

说得妙。

特に、無病息災と安産祈願。これに交通安全が加われば、神社のお守りの定番である。

特别是无病消灾和平安分娩祈祷。如果再加上交通安全的话,是神社的守护神的必需品。

「効果の方は? ナツキの方は元々病気知らずのスキル構成だし――」

“效果怎么样?枣原本就是不生病的技能构成——”

「あたしは少し効果があった、ような気がしないでもない? でも、普通に訓練は続けているからなぁ」

“我有点效果,你不是不觉得吗?”?但是,普通的训练还在继续呢”

「普通に体力が付いただけかもしれない、と」

“也许只是普通地增强了体力。”

そして、ハルカに関してはノーコメント。

并且,关于Haruka无可奉告。

俺やトーヤはもちろん、ユキたちも【安産】に関してはツッコまない。

我和TOYA自不必说,YUKI他们也不会吐槽关于“顺产”的事情。

ちょっとセンシティブである。

有点敏感。

「う~ん、ここまでアレだと、作為を感じるのはオレだけか?」

“嗯~,到这里为止都是那个的话,只有我能感受到作为吗?”

「確率の操作ぐらいはされていそうですよね」

“好像操作了概率。”

「当たり障りの無い物が当たるようにって事? ……まぁ、元々それが目的で寄付してたわけじゃないから、別に良いんだけどねぇ」

“是为了让没有妨碍的东西碰上吗……嘛,本来就不是为了这个目的而捐款的,所以没什么关系”

良いと言いつつも、少し不満そうなユキ。

虽然说不错,但雪好像有点不满。

ちなみに、ユキもダーツを選んだらしい。

顺便说一下,yuki好像也选择了飞镖。

他は、ナツキが紐釣りクジ、トーヤはスロット、ハルカがガラガラ。

其他还有,枣树是绳钓钳子,松鼠是槽,Haruka是加拉。

案外ばらけているが……。

意外地散开着……。

「ハルカ、良くガラガラなんか選んだな? 怖い事言われたのに」

“Haruka,你很好地选择了加拉瓜什么的吧?明明被说了可怕的话”

「“微妙なスキル”の事? うーん、それはあまり心配してなかったかしら? 私が要望したわけじゃなくて、アドヴァストリス様が最初から用意してた物だし、たぶん、地雷スキルは入ってなかったんじゃないかしら? 例えば、ほら、私がもらった恩恵、ナオがもらっても、“微妙”でしょ?」

“是指‘微妙的技能’吗?嗯,你不太担心那个吗?并不是我要求的,是阿德瓦斯特里斯先生从一开始就准备的东西,大概是没有加入地雷技能吧?比如说,你看,我得到的恩惠,娜奥得到了也很微妙吧?”

「そ、そうだな。うん」

「是啊,是啊。嗯”

確かにあれは、男がもらっても意味が無い。

确实,男人拿了也没有意义。

むしろ意味があったら困る。

倒不如说有意义的话就麻烦了。

……相手がそうなる、のであれば、それなりに意味はあるとは思うが。

……如果对方是这样的话,我觉得也有相应的意义。

「後は……神様から何か情報を得られた人、いた?」

“还有……有从神那里得到什么情报的人吗?”

「ぜーんぜん。『ヒ・ミ・ツ♪』とか言って、何も教えてくれなかった」

“当然。””

「私もですね。『その情報に接する権限を、あなたは持っていません』とかなんとか」

“我也是。””之类的话”

俺の時は『禁則事項』だったが、人によって芸風を変えてきているのか、アドヴァストリス様?

我的时候是“禁止事项”,是不是因为人的不同而改变了艺术风格?

どちらにしても教えるつもりは無さそうだが。

不管哪一个好像都没有教的打算。

「私たちがもらった恩恵からすると、あまり世界に影響を与えるつもりは無いんでしょうね。スロットとかにあった変な恩恵は冗談で」

“从我们得到的恩惠来看,不打算给世界带来太大的影响吧。插槽之类的奇怪恩惠是开玩笑的”

「神の名前を利用して悪いことをすると、神罰を下す。私が調べた範囲では、それ以外の事例は無かったですしね」

“如果利用神的名字做坏事的话,会受到神的惩罚。在我调查的范围内,没有其他的事例”

例えば、獣人が虐げられている国や、奴隷制が認められている国、この国でもダイアス男爵領のように、弱者が虐げられている地域もある。

例如,被兽人虐待的国家,被承认奴隶制的国家,这个国家也有像戴斯男爵领那样,弱者被虐待的地区。

だがそれに対して、神が何かしたという話は聞いたことが無い。

但是,相对的,神做了什么这样的事没听说过。

お布施の横領には厳しいわりに、と思わなくも無いが、自身の名を使っているかどうか、そのあたりが線引きなのだろう。

虽然对布施的贪污行为很严厉,但也不是不知道,是否使用了自己的名字,这一点是有界限的吧。

もし、『神によって奴隷は認められている!』とか言い始める国が出てきたら、特大の神罰が下るのかもしれないが……。

如果,“上帝允许奴隶!”如果出现了这样的国家,也许会受到特大的神罚……。

「ま、人であるオレたちからすれば、そのぐらいの方が良いんだろうけどな。神様はアドヴァストリス様だけじゃないわけだし」

“嘛,对于作为人的我们来说,这样比较好吧。神又不是只有爱德韦斯特里斯大人”

「悪神もいるかもしれないし、アドヴァストリス様だって、必ずしも善神とは言えないしね」

“也许也有恶神,即使是阿德瓦斯托里斯大人,也未必是善神。”

「自称、“邪神”だからな。程々で……あ、でも俺、『またね』とか言われたんだが」

“因为自称是‘邪神’。恰到好处……啊,但是我被说了‘再见’”

「そうなんですか? 私の時は……その言葉は無かったと思います」

“是吗?我的时候……我觉得没有这个词”

「また何かの機会に、微妙な恩恵をもらえるのかしら? ちょっとお得感があって、私は嫌いじゃないけど」

“又有什么机会,能得到微妙的恩惠吗?有点划算,我不讨厌”

そんな事を言って小首を傾げるハルカだが、ハルカの恩恵は、地味に凄いと思うぞ?

说了那样的话而歪着头的Haruka,觉得Haruka的恩惠很普通很厉害哦?

どうこう言っても、医療体制が整っていない所での出産って、危険性が高いし。

不管怎么说,在医疗体制不健全的地方生孩子的危险性很高。

治癒魔法があるから、一概には言えないとは思うが。

因为有治愈魔法,所以不能一概而论。

「う~む、ナオは“初回ログイン”をもらったんだよな? そこから“重課金”があって……次は、“連続ログイン”ボーナスとか?」

“嗯~嗯,娜奥得到了‘初次登录’吧?从那里开始有“重收费”……接下来是“连续登录”的奖金吗?”

「それって、あたしたちには無理じゃん! 毎日神殿に行くなんて、仕事をしてたら無理なんだし」

“这对我们来说不是太勉强了吗!每天都去神殿,工作的话就不行了”

「だよな。俺ってそっち系にはあまり詳しくないんだが、他にどんなのがあるんだ?」

“是啊。我对那边的人不太熟悉,还有什么其他的吗?”

「記念日でのイベントとか、何周年記念とか、コラボとか、友達紹介とか、色々あるが……」

“有纪念日的活动、几周年纪念、合作、朋友介绍等各种各样的活动……”

俺の疑問に、トーヤが頭を捻り、いくつかの例を挙げたのだが……。

我的疑问是,Toya绞尽脑汁,举了几个例子……。

「……ツッコミどころ満載だな。コラボって何とだよ。他の神様と、とか?」

“……满满都是吐槽呢。合作是什么呢。和其他的神什么的?”

「友達紹介って、完全に宗教の勧誘よね」

“朋友介绍完全是宗教的劝诱啊。”

「何周年記念は特に考える必要は無いでしょうが、記念日は……アドヴァストリス様の誕生日とか?」

“虽然没有必要特别考虑几周年纪念日,但是纪念日是……爱德斯特里斯的生日吗?”

「クリスマス的に? でも、神様に誕生日とかあるのかな?」

“圣诞般的?但是,神有生日吗?”

いずれもダメそうである。

好像都不行。

何周年以外は。

几周年以外。

そして転移一周年では何も無かった。

而且转移一周年什么都没有。

「……狙って何かする、ってのは考えない方が良さそうだな。無駄そうだし」

“……瞄准做什么,这样的想法还是不要考虑的好。好像没用”

「だな。それにアドヴァストリス様ってひねくれてそうだし、オレたちが敢えてやってたら、除外されそうじゃね?」

“是啊。而且阿德瓦斯特里斯好像很别扭,如果我们敢这么做的话,应该会被排除在外吧?”

「ありそうよね。ま、何かもらえたら、運が良かった、その程度に思っておきましょ」

“好像有啊。嘛,如果能得到什么的话,运气会很好,就这样想吧”

所詮は神の気まぐれ。

反正是神的反复无常。

あまり意識せずに行動しようという事で、俺たちの間では一応の決着を見たのだった。

因为没有太多的意识而行动,所以在我们之间看到了一个初步的解决方案。