Browse Source

ja ruby format

ja
pcnick 1 year ago
parent
commit
730bd762f3
  1. 8
      053.md
  2. 10
      073.md
  3. 20
      074.md
  4. 8
      075.md
  5. 6
      076.md
  6. 20
      077.md
  7. 4
      078.md
  8. 22
      079.md
  9. 6
      080.md
  10. 16
      081.md
  11. 16
      082.md
  12. 16
      083.md
  13. 16
      084.md
  14. 16
      085.md
  15. 4
      086.md
  16. 8
      087.md
  17. 6
      088.md
  18. 16
      089.md
  19. 8
      090.md
  20. 4
      091.md
  21. 8
      092.md
  22. 6
      093.md
  23. 4
      094.md
  24. 4
      095.md
  25. 8
      096.md
  26. 6
      097.md
  27. 6
      098.md
  28. 6
      099.md
  29. 14
      100.md
  30. 8
      101.md

8
053.md

@ -1,4 +1,4 @@
053 お金を稼ごう
# 053 お金を稼ごう
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
「さて、そんなわけで、金策が必要になりました」
===
 ギルドの仕事があるディオラさんと別れ、俺たちは宿屋へと戻ってきていた。
@ -32,7 +32,7 @@
「ユキが言っているのは、実質的な奴隷ね。懲役の酷いヤツみたいな。一応、死にはしないように配慮されるみたいだけど……日本みたいに温ぬるくはないわね」
「ユキが言っているのは、実質的な奴隷ね。懲役の酷いヤツみたいな。一応、死にはしないように配慮されるみたいだけど……日本みたいに{}(ぬる)くはないわね」
@ -184,7 +184,7 @@
 価格重量比なら、他のドライフルーツは数分の1で買えるのだ。ディンドルだけを食べるのは贅沢という物だろう。
 いくらたくさんあっても、全員で毎日1、2個ずつ食べれば春までは保もたないだろうし。
 いくらたくさんあっても、全員で毎日1、2個ずつ食べれば春までは{}()たないだろうし。

10
073.md

@ -1,4 +1,4 @@
073 治療と解体
# 073 治療と解体
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
なかなか厳しい状況もありながら、何とか全滅させるが、ナオが腕を骨折する。
===
「ナオ、援軍は?」
@ -108,7 +108,7 @@
 昔、麻酔無しで罅ひびの入った骨の矯正をやられたときは、目の前が真っ白になるぐらい痛かったんだよなぁ……。
 昔、麻酔無しで{}(ひび)の入った骨の矯正をやられたときは、目の前が真っ白になるぐらい痛かったんだよなぁ……。
@ -260,7 +260,7 @@
「飽くまで獲物を少し移動させる用途だけを考えて、口は広いが底はめちゃ浅、付加するのも『軽量化ライト・ウェイト』と『空間拡張エクステンド・スペース』だけに限定すれば、多分いける」
「飽くまで獲物を少し移動させる用途だけを考えて、口は広いが底はめちゃ浅、付加するのも『{軽量化}(ライト・ウェイト)』と『{空間拡張}(エクステンド・スペース)』だけに限定すれば、多分いける」
@ -446,4 +446,4 @@
 ハルカが全員に手早く『浄化ピュリフィケイト』をかけ、綺麗になったところで各自荷物を持って足早にその場所を後にした。
 ハルカが全員に手早く『浄化(ピュリフィケイト:2)』をかけ、綺麗になったところで各自荷物を持って足早にその場所を後にした。

20
074.md

@ -1,4 +1,4 @@
074 成果は?
# 074 成果は?
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -6,7 +6,7 @@
オークとオークリーダーを急いで解体して、その場所を急いで離れる。
===
 結局あの後、俺たちは森の外まで移動した。
@ -114,7 +114,7 @@
 あの巨体の前に立ち、凄い勢いで降ってくるデカい棍棒を避けて槍で攻撃を加える。
 掠かすっただけでも飛ばされるような状況で、冷静に行動できるんだから。
 (かす:1)っただけでも飛ばされるような状況で、冷静に行動できるんだから。
@ -166,7 +166,7 @@
 しゅんとして俯うつむいてしまったナツキに、慌てて声を掛ける。
 しゅんとして俯(うつむ:1)いてしまったナツキに、慌てて声を掛ける。
@ -192,7 +192,7 @@
 最初のショボい『火矢ファイア・アロー』から、オークの頭を吹き飛ばすようになるまで、これでもかなり苦労したんだぞ?
 最初のショボい『火矢(ファイア・アロー:2)』から、オークの頭を吹き飛ばすようになるまで、これでもかなり苦労したんだぞ?
@ -204,7 +204,7 @@
 『火矢ファイア・アロー』を使うときは、威力や速度をイメージして必要な魔力をつぎ込み、標的を確認、そこに当たるように発射する。
 『火矢(ファイア・アロー:2)』を使うときは、威力や速度をイメージして必要な魔力をつぎ込み、標的を確認、そこに当たるように発射する。
@ -216,7 +216,7 @@
「むむむ……『火矢ファイア・アロー』!」
「むむむ……『火矢(ファイア・アロー:2)』!」
@ -238,7 +238,7 @@
「発動も少し時間がかかるし、威力もちょっと低い? ナオ、あの印の真ん中に、1本打ち込んでみて」
「おう。『火矢ファイア・アロー』」
「おう。『火矢(ファイア・アロー:2)』」
@ -256,7 +256,7 @@
 今俺がオークに使っている『火矢ファイア・アロー』は、3秒以内で確実に発動可能な最大威力をベースとしている。
 今俺がオークに使っている『火矢(ファイア・アロー:2)』は、3秒以内で確実に発動可能な最大威力をベースとしている。
@ -270,7 +270,7 @@
「ちなみに3本は?」
「さすがトーヤ、無茶を言う。……『火矢ファイア・アロー』!」
「さすがトーヤ、無茶を言う。……『火矢(ファイア・アロー:2)』!」

8
075.md

@ -1,4 +1,4 @@
075 戦力アップ作戦 (1)
075 戦力アップ作戦 (1)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
武器の新調や魔法の習得を目指す。
===
 街へ戻ると、いつものようにギルドでオークを売却。ただ、所持金が心許ないので、今日売ったのは6匹。
@ -124,9 +124,9 @@
「希望はあるのか?」
「特にないですが……刺突剣(レイピア)とか?」
「特にないですが……刺突剣(レイピア:3)とか?」
「刺突剣(レイピア)? 普段は使わねぇんだろ? 邪魔だと思うぞ」
「刺突剣(レイピア:3)? 普段は使わねぇんだろ? 邪魔だと思うぞ」

6
076.md

@ -1,4 +1,4 @@
076 戦力アップ作戦 (2)
076 戦力アップ作戦 (2)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
トミーの修行を兼ねて、材料費のみで発注する。
===
 武器屋を出た後は、以前訪れた本屋へ向かった。
@ -310,7 +310,7 @@
 木剣・・を使っていたんだから、普通なら【剣術】になりそうだが、ナツキの扱い方が剣とは違ったということなのだろうか? 確かに、叩きつける剣と切りつける刀は扱い方が違うので、【剣術】と【刀術】が分かれるのはおかしくはないのだが。
 {木剣}(・・)を使っていたんだから、普通なら【剣術】になりそうだが、ナツキの扱い方が剣とは違ったということなのだろうか? 確かに、叩きつける剣と切りつける刀は扱い方が違うので、【剣術】と【刀術】が分かれるのはおかしくはないのだが。

20
077.md

@ -1,4 +1,4 @@
077 戦力アップ作戦 (3)
077 戦力アップ作戦 (3)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,13 +8,13 @@
ハルカとユキは大工に木刀を作ってもらい、トーヤとナツキの指導を受ける。
===
 結構な時間、俯いて基礎魔道書を読み続けていた俺は、パタンと本を閉じて大きく息を吐くと、ぐっと伸びをして力を抜いた。
 体勢があまり良くなかったので、ちょっと身体が硬くなってしまった。グリグリと肩と首を回して凝(こ)りを解(ほぐ)す。
 体勢があまり良くなかったので、ちょっと身体が硬くなってしまった。グリグリと肩と首を回して凝(こ:1)りを解(ほぐ:1)す。
@ -132,7 +132,7 @@
 俺は、超微弱な『火矢ファイア・アロー』を自分に撃つ……前に、そのへんの草に向かって撃って練習する。
 俺は、超微弱な『火矢(ファイア・アロー:2)』を自分に撃つ……前に、そのへんの草に向かって撃って練習する。
@ -168,7 +168,7 @@
 熱くない!
 放った『火矢ファイア・アロー』が何かに阻まれるようにして消える。
 放った『火矢(ファイア・アロー:2)』が何かに阻まれるようにして消える。
@ -242,7 +242,7 @@
「えっ! ナオは私の柔肌に痕(あと)を付けるつもりなの!? 責任、取ってもらうよ?」
「えっ! ナオは私の柔肌に痕(あと:1)を付けるつもりなの!? 責任、取ってもらうよ?」
@ -404,7 +404,7 @@
 火傷なら治癒魔法で癒やせるが、焦げた服は直せないのだ。服の上から『火矢ファイア・アロー』をぶつけるわけにはいかない。
 火傷なら治癒魔法で癒やせるが、焦げた服は直せないのだ。服の上から『火矢(ファイア・アロー:2)』をぶつけるわけにはいかない。
@ -416,7 +416,7 @@
 むき出しになったトーヤの足めがけて『火矢ファイア・アロー』を発射。もちろん威力には細心の注意を払っているが……まだ身体に残る痛みのせいで、多少制御が甘くなってしまったのは、仕方ないよな?
 むき出しになったトーヤの足めがけて『火矢(ファイア・アロー:2)』を発射。もちろん威力には細心の注意を払っているが……まだ身体に残る痛みのせいで、多少制御が甘くなってしまったのは、仕方ないよな?
@ -428,11 +428,11 @@
「概(おおむ)ね?」
「概(おおむ:1)ね?」
 僅かに威力は高かったかもしれないが、そこまでは違わないだろ。もちろん、太股(ふともも)の内側に当たったのは、ただの偶然である。
 僅かに威力は高かったかもしれないが、そこまでは違わないだろ。もちろん、太股(ふともも:2)の内側に当たったのは、ただの偶然である。

4
078.md

@ -1,4 +1,4 @@
078 男だけの内緒話
078 男だけの内緒話
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
その後トーヤは、ナオのスパルタ教育で夕方までかかって【魔法障壁】を取得。
===
「うぅ、ひでぇ目に遭った」

22
079.md

@ -1,4 +1,4 @@
079 戦力アップ作戦 (4)
079 戦力アップ作戦 (4)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -6,7 +6,7 @@
女性陣が居ないことを良いことに、2人して猥談。
===
 戦力向上のための訓練は、翌日からも続いた。
@ -20,15 +20,15 @@
 実際、俺の【火魔法】のレベル表記が3になったところで、『火矢ファイア・アロー』の最大威力が上がったりはしていないので、レベル自体は戦力強化には全く寄与していない。
 実際、俺の【火魔法】のレベル表記が3になったところで、『火矢(ファイア・アロー:2)』の最大威力が上がったりはしていないので、レベル自体は戦力強化には全く寄与していない。
 ただ、レベル3の魔法として載っていた『火球ファイアーボール』は、『火矢ファイア・アロー』と異なり、着弾時に爆発を伴うので、弱い敵の殲滅や牽制目的には有効そうである。
 ただ、レベル3の魔法として載っていた『火球(ファイアーボール:2)』は、『火矢(ファイア・アロー:2)』と異なり、着弾時に爆発を伴うので、弱い敵の殲滅や牽制目的には有効そうである。
 とはいえ、オーク相手に直撃させると、恐らく皮も肉も売れなくなってしまうので、今まで通り、『火矢ファイア・アロー』で頭を飛ばすことになるだろうが。
 とはいえ、オーク相手に直撃させると、恐らく皮も肉も売れなくなってしまうので、今まで通り、『火矢(ファイア・アロー:2)』で頭を飛ばすことになるだろうが。
@ -68,7 +68,7 @@
「ナオさん、例の討伐依頼、出ましたよ」
「へぇ、ついにですか。街道側(そば)に出ましたか?」
「へぇ、ついにですか。街道側(そば:1)に出ましたか?」
「いいえ、まだ目撃証言はありませんが、ナオさんたちのパーティーがコンスタントに持ち込んでいますから」
@ -190,7 +190,7 @@
「あたしも、『火矢ファイア・アロー』で確実に斃せるかな? 前回はハルカと一緒に1匹斃すって感じだったけど」
「あたしも、『火矢(ファイア・アロー:2)』で確実に斃せるかな? 前回はハルカと一緒に1匹斃すって感じだったけど」
@ -266,11 +266,11 @@
 刃幅は1.5倍ぐらい、厚みも少し厚め。やや反りのある形自体は小太刀に似ているのだが、柄のこしらえや鍔(つば)はこの世界で一般的な物に近い。
 刃幅は1.5倍ぐらい、厚みも少し厚め。やや反りのある形自体は小太刀に似ているのだが、柄のこしらえや鍔(つば:1)はこの世界で一般的な物に近い。
 一緒に渡された鞘(さや)も簡素な物で、日本刀的な優美さや芸術性はほぼ無いと言って良いだろう。
 一緒に渡された鞘(さや:1)も簡素な物で、日本刀的な優美さや芸術性はほぼ無いと言って良いだろう。
@ -388,7 +388,7 @@
「そこはそう心配する必要は無いぜ? ウチだって商売だ。いくら弟子の練習を兼ねてでも、客の命を危険に晒(さら)すような物は渡さねぇよ」
「そこはそう心配する必要は無いぜ? ウチだって商売だ。いくら弟子の練習を兼ねてでも、客の命を危険に晒(さら:1)すような物は渡さねぇよ」
@ -460,4 +460,4 @@
 そう言ってガンツさんは、莞爾(かんじ)と笑った。
 そう言ってガンツさんは、莞爾(かんじ:2)と笑った。

6
080.md

@ -1,4 +1,4 @@
080 実践 (1)
080 実践 (1)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -28,7 +28,7 @@
 藪の切り払いだけを考えれば、マジックバッグもあるし、鉈(なた)と草刈り鎌を買ってくれば良いだけなのだが、そのためだけに出し入れするのは面倒なので、小太刀だけで済むというのはやはり便利なのだ。
 藪の切り払いだけを考えれば、マジックバッグもあるし、鉈(なた:1)と草刈り鎌を買ってくれば良いだけなのだが、そのためだけに出し入れするのは面倒なので、小太刀だけで済むというのはやはり便利なのだ。
@ -178,7 +178,7 @@
 ナツキとトーヤの間合いに入る直前、俺とユキはタイミングを合わせて『火矢ファイア・アロー』を発射、倒れた仲間に動揺したオークに2人が切り込む。
 ナツキとトーヤの間合いに入る直前、俺とユキはタイミングを合わせて『火矢(ファイア・アロー:2)』を発射、倒れた仲間に動揺したオークに2人が切り込む。

16
081.md

@ -1,4 +1,4 @@
081 実践 (2)
081 実践 (2)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -6,7 +6,7 @@
訓練の成果もあり、10匹のオークでもさして苦労することなく斃せるようになる。
===
「今日の反省会~~!」
@ -108,15 +108,15 @@
「確か、火魔法には『火炎武器エンチャント・ファイア』ってあったよな? あれは?」
「確か、火魔法には『火炎武器(エンチャント・ファイア:4)』ってあったよな? あれは?」
「まだ使えないが、使えたとしても、『火矢ファイア・アロー』を使う方が早いだろ」
「まだ使えないが、使えたとしても、『火矢(ファイア・アロー:2)』を使う方が早いだろ」
「……それもそうか」
 『火炎武器エンチャント・ファイア』の発動時間が『火矢ファイア・アロー』よりも大幅に短いのなら一考の価値はあるが、今のところ発動に成功もしていないので、机上の空論である。
 『火炎武器(エンチャント・ファイア:4)』の発動時間が『火矢(ファイア・アロー:2)』よりも大幅に短いのなら一考の価値はあるが、今のところ発動に成功もしていないので、机上の空論である。
@ -338,13 +338,13 @@
「――あ、そういえば、火魔法、レベル2に『暖房ワームス』ってのがあったな」
「――あ、そういえば、火魔法、レベル2に『暖房(ワームス:2)』ってのがあったな」
「そういえばそうね」
「更に、レベル5には『防冷レジスト・コールド』、レベル6には『防熱レジスト・ヒート』。上手くすれば、『冷房クールズ』も作れる、か?」
「更に、レベル5には『防冷(レジスト・コールド:2)』、レベル6には『防熱(レジスト・ヒート:2)』。上手くすれば、『冷房(クールズ:2)』も作れる、か?」
@ -372,7 +372,7 @@
「えぇ、快適な生活のために!」
===
 ……当初の目的とは少し変わった気がするが、意欲があるのは良いことである。

16
082.md

@ -1,4 +1,4 @@
082 オークを殲滅せよ
082 オークを殲滅せよ
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,9 +8,9 @@
再び狩りを休み、訓練を始める。
===
 ハルカが『火矢ファイア・アロー』を使えるようになるまでかかった時間は3日。
 ハルカが『火矢(ファイア・アロー:2)』を使えるようになるまでかかった時間は3日。
@ -152,7 +152,7 @@
 俺たち3人は互いにハンドサインで互いの担当を確認し合い、一気に『火矢ファイア・アロー』を放った。
 俺たち3人は互いにハンドサインで互いの担当を確認し合い、一気に『火矢(ファイア・アロー:2)』を放った。
@ -186,9 +186,9 @@
 そう宣言し、向かって左側のオークに『火矢ファイア・アロー』を放つ。
 そう宣言し、向かって左側のオークに『火矢(ファイア・アロー:2)』を放つ。
 それとほぼ同時にハルカが「右!」と言って、『火矢ファイア・アロー』を放ち、ユキの放った『火矢ファイア・アロー』は右側のオークリーダーへと向かった。
 それとほぼ同時にハルカが「右!」と言って、『火矢(ファイア・アロー:2)』を放ち、ユキの放った『火矢(ファイア・アロー:2)』は右側のオークリーダーへと向かった。
@ -214,7 +214,7 @@
 頭の中をえぐられたオークリーダーの身体から力が抜けるのを見て、俺は準備していた威力を高めた『火矢ファイア・アロー』をトーヤが相手にしているオークリーダーへと放つ。
 頭の中をえぐられたオークリーダーの身体から力が抜けるのを見て、俺は準備していた威力を高めた『火矢(ファイア・アロー:2)』をトーヤが相手にしているオークリーダーへと放つ。
@ -386,4 +386,4 @@
 オークの巣が残っていると巣ができやすくなる、かどうかは知らないが、過去のギルド主催のオーク殲滅作業では、終了後にこれらの小屋もどきは燃やしているようなので、俺たちもそれに倣(なら)うことにした。
 オークの巣が残っていると巣ができやすくなる、かどうかは知らないが、過去のギルド主催のオーク殲滅作業では、終了後にこれらの小屋もどきは燃やしているようなので、俺たちもそれに倣(なら:1)うことにした。

16
083.md

@ -1,4 +1,4 @@
083 後片付け
083 後片付け
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -6,7 +6,7 @@
オーク28匹にオークリーダー3匹。無事に倒す。
===
 作業を分担し、一番力のあるトーヤと一応男の俺が小屋もどきの解体と廃材の収集を受け持ち、女性陣がオークの解体を担当する。
@ -28,7 +28,7 @@
「結構拓(ひら)けてるし、風もあまりない。大丈夫だろ。いざとなれば『消火エクスティンギッシュ・ファイア』もあるし」
「結構拓(ひら:1)けてるし、風もあまりない。大丈夫だろ。いざとなれば『消火(エクスティンギッシュ・ファイア:2)』もあるし」
@ -104,7 +104,7 @@
 片付けが終われば、ナツキとハルカが全員に『浄化ピュリフィケイト』をかけて、汚れを取り除く。
 片付けが終われば、ナツキとハルカが全員に『浄化(ピュリフィケイト:2)』をかけて、汚れを取り除く。
 後はこの焚き火が終われば帰れるのだが……。
@ -150,7 +150,7 @@
 むしろ、訓練中に使ったことの方が多い。家づくりの廃材が出るので、それをもらって焚き火を熾(おこ)し、休憩時間にお茶を飲んだり、イモを焼いたりするのに使ったのだ。
 むしろ、訓練中に使ったことの方が多い。家づくりの廃材が出るので、それをもらって焚き火を熾(おこ:1)し、休憩時間にお茶を飲んだり、イモを焼いたりするのに使ったのだ。
@ -178,7 +178,7 @@
 解体作業を行っていた場所から、焚き火を挟んで反対側へ移動し、そこに拾ってきた石で簡単な竈を作る。その竈に焚き火の中から適当な熾火(おきび)になっている物を引っ張り出してきて入れ、金網をセットする。
 解体作業を行っていた場所から、焚き火を挟んで反対側へ移動し、そこに拾ってきた石で簡単な竈を作る。その竈に焚き火の中から適当な熾火(おきび:2)になっている物を引っ張り出してきて入れ、金網をセットする。
@ -338,7 +338,7 @@
 ハルカがそう言うが早いか、すぐさま箸を閃(ひらめ)かせたのはトーヤ。
 ハルカがそう言うが早いか、すぐさま箸を閃(ひらめ:1)かせたのはトーヤ。
 網から肉を奪い取り、口に放り込む。――ちなみに箸は売っていないので、自家製である。
@ -426,7 +426,7 @@
 一部の人には迷惑なオークだが、俺たちにしてみれば良い金蔓(かねづる)だった。
 一部の人には迷惑なオークだが、俺たちにしてみれば良い金蔓(かねづる:2)だった。

16
084.md

@ -1,4 +1,4 @@
084 休息 (1)
084 休息 (1)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
巣の殲滅を機に、しばらくの間のんびりすることを確認して森を後にする。
===
 街に帰ってすぐにアエラさんのお店に予約に行った俺たちだったが、幸いなことにお店の客足は好調で、予約が取れたのは3日後だった。
@ -22,7 +22,7 @@
 今の俺たちからすれば、金貨20枚も痛くは……いや、たまのお祝いなら出しても良い額である。これからはオーク(金蔓)がいないのだから、贅沢はできない。
 今の俺たちからすれば、金貨20枚も痛くは……いや、たまのお祝いなら出しても良い額である。これからはオーク(金蔓:3)がいないのだから、贅沢はできない。
@ -140,7 +140,7 @@
「家庭菜園、如何(いか)にも趣味っぽいな」
「家庭菜園、如何(いか:2)にも趣味っぽいな」
「だろ? 幸い、オレたちには土地も鍬もショベルもある!」
@ -230,7 +230,7 @@
「物理法則が歪めば可能かもな。現実的には鑿(のみ)と楔(くさび)とハンマーだろう」
「物理法則が歪めば可能かもな。現実的には鑿(のみ:1)と楔(くさび:1)とハンマーだろう」
@ -254,7 +254,7 @@
 いい加減疲れてきて、顔を上げれば遠くには山脈が見える。麓(ふもと)には森が広がっているが、ある程度より上には大きな木が見えず、あれが森林限界というやつだろうか。
 いい加減疲れてきて、顔を上げれば遠くには山脈が見える。麓(ふもと:1)には森が広がっているが、ある程度より上には大きな木が見えず、あれが森林限界というやつだろうか。
@ -374,11 +374,11 @@
「どんなわけだ。金払やぁ売ってやるが。そうだな、鑿と楔、ハンマー、それに削(はつ)り用のハンマーだな。楔は割りたい石のサイズによっていくつもいるぞ」
「どんなわけだ。金払やぁ売ってやるが。そうだな、鑿と楔、ハンマー、それに削(はつ:1)り用のハンマーだな。楔は割りたい石のサイズによっていくつもいるぞ」
「削(はつ)り用?」
「削(はつ:1)り用?」
「こんな形のハンマーだよ」

16
085.md

@ -1,4 +1,4 @@
085 休息 (2)
085 休息 (2)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
家庭菜園の枠でも作るかと、石を拾いに行くが、草原で集まった石は僅かだった。
===
「ねぇ、ナオ、あそこに積んである石って何?」
@ -138,7 +138,7 @@
「火魔法の『暖房ワームス』があればどうですか?」
「火魔法の『暖房(ワームス:2)』があればどうですか?」
@ -156,7 +156,7 @@
「『防冷レジスト・コールド』は人に対して使う魔法ですから、こちらは移動中も効果がありますが、魔力切れになったときのことを考えると防寒着が不要、とはならないでしょうね」
「『防冷(レジスト・コールド:2)』は人に対して使う魔法ですから、こちらは移動中も効果がありますが、魔力切れになったときのことを考えると防寒着が不要、とはならないでしょうね」
@ -210,11 +210,11 @@
 確か水魔法に『防雨アボイド・レイン』ってあったよな?
 確か水魔法に『防雨(アボイド・レイン:2)』ってあったよな?
 この魔法とか、『暖房ワームス』とか、普段の生活には便利そうだけど、微妙な魔法が魔道書に載っているな、と思っていたが、実は冒険者としても重要な魔法だったんだなぁ。
 この魔法とか、『暖房(ワームス:2)』とか、普段の生活には便利そうだけど、微妙な魔法が魔道書に載っているな、と思っていたが、実は冒険者としても重要な魔法だったんだなぁ。
@ -240,7 +240,7 @@
「確か、水魔法で『水作成クリエイト・ウォーター』ってありましたよね?」
「確か、水魔法で『水作成(クリエイト・ウォーター:3)』ってありましたよね?」
@ -316,7 +316,7 @@
 最近は余裕ができたので、冒険時と普段で服を着替えているが、最初はずっと同じ服を着たまま、完全にハルカの『浄化ピュリフィケイト』に頼っていた。洗濯に関しては、今も同じで『浄化ピュリフィケイト』を使っている。
 最近は余裕ができたので、冒険時と普段で服を着替えているが、最初はずっと同じ服を着たまま、完全にハルカの『浄化(ピュリフィケイト:2)』に頼っていた。洗濯に関しては、今も同じで『浄化(ピュリフィケイト:2)』を使っている。

4
086.md

@ -1,4 +1,4 @@
086 休息 (3)
086 休息 (3)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
せっかくなので渓流釣りも試すため、トミーに釣り針を注文する。
===
 せっかく外に出ているので、昼食はアエラさんのお店のランチ。

8
087.md

@ -1,4 +1,4 @@
087 釣行 (1)
087 釣行 (1)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -6,7 +6,7 @@
トミーの指導を受けて、毛針を作る。
===
 翌日も俺たちのルアー作りは続いた。
@ -430,7 +430,7 @@
 その様子を見て、横から覗き込んでいたユキもちょっと戦(おのの)くように身を引く。
 その様子を見て、横から覗き込んでいたユキもちょっと戦(おのの:1)くように身を引く。
@ -526,7 +526,7 @@
 後は魔法で作ったきれいな水を入れ、蓋を閉めて逃げられないように重し代わりの石を置けば完了である。後は時々水を替えれば良いだろう。
===
 人生初のスッポン、食べられるときがちょっと楽しみである。

6
088.md

@ -1,4 +1,4 @@
088 釣行 (2)
088 釣行 (2)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
泥抜きも兼ねて、その場所でキャンプすることに。
===
「最初は、野営場所を整えましょうか」
@ -240,7 +240,7 @@
「そうだな。適材適所ってやつだ」
「下拵ごしらえぐらいなら、そう難しくないんだけど……ま、いいわ」
「下拵(ごしら:1)えぐらいなら、そう難しくないんだけど……ま、いいわ」

16
089.md

@ -1,4 +1,4 @@
089 釣行 (3)
089 釣行 (3)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -6,17 +6,17 @@
食べてみると、かなり美味いので、在庫を確保するため、1泊延長を決める。
===
「さて、私たち初めての野営なわけだけど……2交代で見張りするしか無いわよね」
「現状だとそうだな。もう少し時空魔法のレベルが上がれば、『聖域サンクチュアリ』って魔法もあるんだが……」
「現状だとそうだな。もう少し時空魔法のレベルが上がれば、『聖域(サンクチュアリ:2)』って魔法もあるんだが……」
 今の俺の時空魔法はレベル3。『聖域サンクチュアリ』はレベル4で使えるようになる魔法である。いや、この世界的に言うなら、『聖域サンクチュアリ』を使えるようになればレベル4、だな。
 今の俺の時空魔法はレベル3。『聖域(サンクチュアリ:2)』はレベル4で使えるようになる魔法である。いや、この世界的に言うなら、『聖域(サンクチュアリ:2)』を使えるようになればレベル4、だな。
@ -28,7 +28,7 @@
 ちなみにレベル5には、『隔離領域アイソレーション・フィールド』という完全隔離する魔法も存在するのだが、こちらは空気すら通さないため、ある意味では非常に危険である。
 ちなみにレベル5には、『隔離領域(アイソレーション・フィールド:4)』という完全隔離する魔法も存在するのだが、こちらは空気すら通さないため、ある意味では非常に危険である。
@ -134,7 +134,7 @@
 ハルカの言葉に素直に甘えて……まずは【索敵】だな。
 見回りは僅かでも音がするし、魔法を使うとユキあたりは魔力の動きを感知するかもしれない。寝入り端(ばな)を邪魔をするのは良くないだろう。
 見回りは僅かでも音がするし、魔法を使うとユキあたりは魔力の動きを感知するかもしれない。寝入り端(ばな:1)を邪魔をするのは良くないだろう。
 それに対して【索敵】は完全なパッシブ型。魔力も音も発しないので、睡眠の邪魔にはならない。
@ -208,7 +208,7 @@
 ただし、調理の役に立たないトーヤだけは、1人筋トレを繰り返して汗まみれになっていたため、朝からハルカに『浄化ピュリフィケイト』をぶつけられていた。
 ただし、調理の役に立たないトーヤだけは、1人筋トレを繰り返して汗まみれになっていたため、朝からハルカに『浄化(ピュリフィケイト:2)』をぶつけられていた。
@ -343,7 +343,7 @@
 俺たちは揃って、魚釣りへの意欲を見せるのだった。
===
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
少々、筆の進みが悪いので、今回から更新を火、木、土、日の週4回にさせて頂きます。

8
090.md

@ -1,4 +1,4 @@
090 釣行 (4)
090 釣行 (4)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
翌朝、うどんもどきの入ったスープに舌鼓を打つ。
===
 朝食の後は、ハルカたちが昨日仕掛けた罠を確認に行く。
@ -382,7 +382,7 @@
 これも水を入れた樽に移し、最後のカゴへ。
 このあたりでは一番深そうな、淵(ふち)の部分に投入したらしく、カゴに結んだロープは対岸の木に結びつけてあった。
 このあたりでは一番深そうな、淵(ふち:1)の部分に投入したらしく、カゴに結んだロープは対岸の木に結びつけてあった。
@ -444,7 +444,7 @@
「いえ、それ自体は不思議じゃないでしょ。日本でだって、川の中を総浚(そうざら))いして生き物を捕まえれば、その大半は食べられるわよ。美味しいかどうかは別にして」
「いえ、それ自体は不思議じゃないでしょ。日本でだって、川の中を総浚(そうざら:2)いして生き物を捕まえれば、その大半は食べられるわよ。美味しいかどうかは別にして」

4
091.md

@ -1,4 +1,4 @@
091 釣行 (5)
091 釣行 (5)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -6,7 +6,7 @@
グレート・サラマンダーの他、ナマズやウナギ、カニやエビも入っていた。
===
「しかし、思った以上に収穫があったわね」

8
092.md

@ -1,4 +1,4 @@
092 釣行 (6)
092 釣行 (6)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -8,7 +8,7 @@
本来生物が入らないマジックバッグに魚は生きたまま入れられる事を発見。
===
「なあ、それも重要だけどさ、早く昼飯食わないか? カニやエビ、食べてみるんだろ? オレ、朝から楽しみだったんだ」
@ -104,7 +104,7 @@
「まぁまぁ、トーヤ、まだ甲殻エビとカニもある。それを食ってからにしようぜ」
「甲殻エビも、もう良さそうね。各自、箸で突(つつ)いちゃって」
「甲殻エビも、もう良さそうね。各自、箸で突(つつ:1)いちゃって」
「おうともさ!」
@ -286,7 +286,7 @@
 そう言って箸を伸ばしたハルカが、胴体の身を解(ほぐ)して口にすると同時に、目を丸くして、声を上げた。
 そう言って箸を伸ばしたハルカが、胴体の身を解(ほぐ:1)して口にすると同時に、目を丸くして、声を上げた。

6
093.md

@ -1,4 +1,4 @@
093 お裾分け (1)
093 お裾分け (1)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -7,7 +7,7 @@
全力で確保する事に決め、残り時間は釣りと罠猟に明け暮れる。
特に事件も起きる事なく、ラファンへ帰還
===
 魚やカニに魅了された俺たちは最終日もギリギリまで釣りを続け、大急ぎで昼食を食べてから川を後にする。粘りに粘ったため、帰路はひたすら走り続け、俺たちが街に辿り着いたのは、陽が落ちかけた頃だった。
@ -434,7 +434,7 @@
「なぁ、ふと思ったんだが、土魔法でブロックとか作れないのか? 『石弾ストーン・ミサイル』とかあるだろ?」
「なぁ、ふと思ったんだが、土魔法でブロックとか作れないのか? 『石弾(ストーン・ミサイル:2)』とかあるだろ?」

4
094.md

@ -1,4 +1,4 @@
094 お裾分け (2)
094 お裾分け (2)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -7,7 +7,7 @@
今後の方針を考えるため、南の森へ調査に行くことにする。
家を作ってもらっているシモンさんたちへ差し入れに行く。
===
「ナオ、できたわよ」

4
095.md

@ -1,4 +1,4 @@
095 ……面倒くさい
095 ……面倒くさい
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -7,7 +7,7 @@
食後に南の森へ向かうと、多くの木こりと護衛の冒険者が仕事中。
それを観察していると、突然声が響いた。
===
 そちらに視線を向けると、俺たちを指さして驚愕の表情を浮かべた男の冒険者が立っていた。

8
096.md

@ -1,4 +1,4 @@
096 訪問、南の森 (1)
096 訪問、南の森 (1)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -7,7 +7,7 @@
ハルカたちを勧誘するが、きっぱりと断る。
トラブルになりそうな所で、他の冒険者に呼ばれた3人は仕事に戻る。
===
 およそ500メートルぐらいか。
@ -152,7 +152,7 @@
 ユキとハルカも火魔法が使えるようになったことで魔力的にも余裕があるため、これまでは放置していたゴブリンの魔石も、頭に『火矢ファイア・アロー』を叩き込んで回収している。
 ユキとハルカも火魔法が使えるようになったことで魔力的にも余裕があるため、これまでは放置していたゴブリンの魔石も、頭に『火矢(ファイア・アロー:2)』を叩き込んで回収している。
@ -160,7 +160,7 @@
 まぁ、それでも手作業で脳みそを抉り出さないといけないのなら、躊躇するところなのだが、『火矢ファイア・アロー』なら、頭を貫いて魔石だけ回収できるからちょっとハードルも下がる。
 まぁ、それでも手作業で脳みそを抉り出さないといけないのなら、躊躇するところなのだが、『火矢(ファイア・アロー:2)』なら、頭を貫いて魔石だけ回収できるからちょっとハードルも下がる。

6
097.md

@ -1,4 +1,4 @@
097 訪問、南の森 (2)
097 訪問、南の森 (2)
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -7,7 +7,7 @@
ゴブリンやブランチイーター・スパイダー、スラッシュ・オウルに出会う。
魔物の数は多いが、基本的には弱い。
===
「それじゃ、方針、決めましょうか」
「そうだな」
@ -186,7 +186,7 @@
「この町の北、山脈の麓ふもと辺りで木を切ってくるんです。元々この街の家具産業は、あの辺りで採れる銘木から発展したものですから、とても価値があるんです」
「この町の北、山脈の麓(ふもと:1)辺りで木を切ってくるんです。元々この街の家具産業は、あの辺りで採れる銘木から発展したものですから、とても価値があるんです」

6
098.md

@ -1,4 +1,4 @@
098 家を手に入れた!
098 家を手に入れた!
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -7,7 +7,7 @@
徳岡たちは基本放置。
髪が伸びてきたので、ハルカにカットしてもらう。
===
 翌日からは予定通り、討伐と採取に精を出す。
@ -158,7 +158,7 @@
 その頃のことを思い出したのか、ナツキがちょっと目を潤ませて言葉を溢こぼし、ハルカがウンウンと頷きつつ、肩を抱く。
 その頃のことを思い出したのか、ナツキがちょっと目を潤ませて言葉を溢(こぼ:1)し、ハルカがウンウンと頷きつつ、肩を抱く。

6
099.md

@ -1,4 +1,4 @@
099 新築祝い
099 新築祝い
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -7,7 +7,7 @@
家が完成したので、ベッドや布団などを注文。
それらの完成を待って拠点を移す。
===
 新しい家に引っ越したその日の晩、買ったばかりのテーブルの上には、大量の料理が並べられていた。
@ -374,7 +374,7 @@
「トーヤ、一応言っておくけど、老後の資金は貯めておきなさいよ? コツコツと」
「おおぉぅ、二十歳はたちにもなってないのに老後の心配が必要なのか……」
「おおぉぅ、二十歳(はたち:3)にもなってないのに老後の心配が必要なのか……」

14
100.md

@ -1,11 +1,11 @@
100 再訪、オークの巣
100 再訪、オークの巣
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
引っ越しを祝って、新しい家でハルカたちの料理に舌鼓を打つ。
オークの巣の殲滅を報告する前に、再度確認に行くことを決める
===
 新居で迎える初めての朝。
@ -84,7 +84,7 @@
 栗鼠りすとかそんな動物も普通に居るので、落ちた木の実は争奪戦なのだ。彼らだって冬に向けて蓄えないといけないのだから。
 栗鼠(りす:2)とかそんな動物も普通に居るので、落ちた木の実は争奪戦なのだ。彼らだって冬に向けて蓄えないといけないのだから。
@ -112,7 +112,7 @@
 まぁ、いざとなれば『暖房ワームス』という魔法があるので、寒さに関しては耐えられるのだが、火魔法が使えないナツキとトーヤのために、時々かけ直す手間が必要になるだろう。
 まぁ、いざとなれば『暖房(ワームス:2)』という魔法があるので、寒さに関しては耐えられるのだが、火魔法が使えないナツキとトーヤのために、時々かけ直す手間が必要になるだろう。
@ -152,11 +152,11 @@
「う~ん、寒い時期は食堂かリビングに集まってれば良くないか? ずっと家で過ごすわけじゃ無いし、寒ければ『暖房ワームス』を使えば、当分は温かいだろ?」
「う~ん、寒い時期は食堂かリビングに集まってれば良くないか? ずっと家で過ごすわけじゃ無いし、寒ければ『暖房(ワームス:2)』を使えば、当分は温かいだろ?」
 それこそ寝る前に全員に『暖房ワームス』をかけておけば、自室に戻って布団に入るまで、寒さを感じることも無いだろう。
 それこそ寝る前に全員に『暖房(ワームス:2)』をかけておけば、自室に戻って布団に入るまで、寒さを感じることも無いだろう。
@ -164,7 +164,7 @@
「自前で『暖房ワームス』が使えないのはナツキとトーヤだけだしね。ナツキは言ってくれればいつでもかけるし、トーヤは自前の毛皮があるもんね」
「自前で『暖房(ワームス:2)』が使えないのはナツキとトーヤだけだしね。ナツキは言ってくれればいつでもかけるし、トーヤは自前の毛皮があるもんね」

8
101.md

@ -1,4 +1,4 @@
101 俺たちはどう生きるか?
101 俺たちはどう生きるか?
前回のあらすじ ------------------------------------------------------
@ -7,7 +7,7 @@
奥へ進もうというトーヤ。
ナツキが更に深い場所で出てくる魔物の危険性を説明をする。
===
「さて、話を訊いた限り、ここから先に進むと結構危険そうだけど、みんな、どうする?」
@ -298,7 +298,7 @@
 高ランクになればまた別なのかもしれないが、金が無く、『浄化ピュリフィケイト』も使えない低ランクの冒険者は身体を清潔に保つ方法が乏しい。
 高ランクになればまた別なのかもしれないが、金が無く、『浄化(ピュリフィケイト:2)』も使えない低ランクの冒険者は身体を清潔に保つ方法が乏しい。
@ -328,7 +328,7 @@
「そもそも本気じゃ無いだろ、まだ二十歳はたちにもなってないんだぜ?」
「そもそも本気じゃ無いだろ、まだ二十歳(はたち:3)にもなってないんだぜ?」
「そうとも言えないと思うがなぁ……」

Loading…
Cancel
Save